例えば、会社という物体に100kgの拳を叩き込むとする
あなたは会社を変えようと立ち上がり、アクションを起こし、会社という物体を変えるというのを物理的な視点から説明します。
見出しのように物体に拳を叩き込む様を会社を変えるという行動に置き換えます。
そこで大事になるのが会社がどういう種類の物質かということと、物質に力を加えた時に発生する抗力の存在です。
会社というものは人間の集合体です。これに拳を叩き込むわけです。
会社というものは人間の集合体です。これに拳を叩き込むわけです。
つまりこの時点で1vs多数の勝負ですね( ´ ▽ ` )ノ
抗力の大きさを想像してください
100kgの衝撃に対して発生する抗力はそこらへんに転がってる物質の比ではありません。 仮に100人ほどの会社相手で、相手にする人間のパンチ力が仮に平均40kgとすれば4000kg=4tもの抗力の前に弾き飛ばされることでしょう。
あなたは消耗し、現実が変わらない、つまり、あなたが頑張ったところで今、あなたと一緒のタイミングを狙って会社を変えようなんて考えの人がいないため徒労に終わるのです。
その方が大勢にとっては平和ですし、変化というストレスにさらされなくて済むのですから。
ではどうすればいい?
選ぶのです。このまま勤務先で埋もれるか、脱出して力をダイレクトに世の中に伝えるのかを。
会社を変えるにせよ、会社を超えて個人として影響するにしても巨大で鈍重な会社という物体を打ち倒すほどの努力が必要です。
自分を活かすことを考えるなら会社を通してではなく、自分の手で世の中にダイレクトアタックを決める方が早いということに気づくはずです。
以上の点から「俺が会社を変えてやる」という発想がいかに無駄だらけで生産性に乏しいか、おわかりいただけたでしょうか?