長時間労働への価値観は親世代とぼくら世代では全然違いますね。 親世代ではむしろそれが常識でしたし、日本の高度成長を支えたというのは事実として残っています。
「ぼくらの世代で時代はあまりにも代わり過ぎたんじゃないか?」この記事かいててそう思いましたね(^_^;)
急速なハイテク化。たった20年ちょいの技術史
ワープロの登場で書類作成などが捗るようになっていきます。
ここでインターネットの一般化・民生化とともに現在のオフィス環境の基礎が作られていき、ケータイがネット対応し、そこから10年かからず現環境はできたのかな?というのがぼくの感じた変化ですね。
PCとIT化がもたらした変化
肉体労働が減って肉体疲労も減ったことにより「ラクしてる」という意識でPC作業を50代以上の人が見ているというのも問題点ですね。
同じオーバーワークであったとしても。
IT化というのは疲労の質を変化させたわけです。 静かに、気付かない間に、理解されないままに。
イケダハヤトさんあたりが指摘する「移動時間への無頓着さ」はそういうところに起因しているのではないでしょうか。
ケータイはまさに、「持ち帰り仕事」や急な予定変更・急な対応というのを労働者に突き付ける道具ですね。 移動中でも電話1本で対応できる時代となったので、日曜に家族で遊びに出かけていても仕事関係の人に召還されてしまうなんて現象を日常茶飯にしてます。
ケータイがなければオフ中に仕事の連絡なんてきませんからねw物理的に取れないのですからw
おわりに
学校教育ですら70年は変わってないんですから無理もありませんが(^_^;)
5.60代の人が新しいIT技術に対して恨み節をこぼすのも、疲労の質的変化に気づかないのも、20代の若者が使い潰されるのも。
処理してる仕事の数、タイムカードに記録されない分の仕事に接している時間は明らかに増えているんです(^_^;)これは労働とともに疲労の質的変化がもたらしたものであるとぼくは見ています。そこをわかってない人が多いからこそ今、社会問題化している労働問題が発生しているんですね(^_^;)