【どうして】職場で若者を食いつぶす中高年管理職はなぜ生まれた?【こうなった!?】

おはようございます(^^♪長時間労働は必須ではない派、重オタクブロガーのとも提督です。

長時間労働への価値観は親世代とぼくら世代では全然違いますね。 親世代ではむしろそれが常識でしたし、日本の高度成長を支えたというのは事実として残っています。

今回のテーマは「労働と疲労の質」という健康と昨今の労働問題を扱った記事になります。

「ぼくらの世代で時代はあまりにも代わり過ぎたんじゃないか?」この記事かいててそう思いましたね(^_^;)

急速なハイテク化。たった20年ちょいの技術史

まず、パソコンが必須スキル化。一家に一台、デスクに1台が当たり前の時代です。
昔はPCなんてメカフェチの愛でる趣向品でしかありませんでした。車1台楽に買えるお値段で売ってましたし、コマンドプロブント画面で専門的なスキルを要するていう難儀な仕様のものでしたからね(^_^;)
ところが、オフィスにこんなものが一般化していきます。・・・

ワープロの登場で書類作成などが捗るようになっていきます。

ほどなくして・・・

ここでインターネットの一般化・民生化とともに現在のオフィス環境の基礎が作られていき、ケータイがネット対応し、そこから10年かからず現環境はできたのかな?というのがぼくの感じた変化ですね。

PCとIT化がもたらした変化

まず、液晶を眺める時間が鬼のように増えたので眼精疲労についてはめっちゃキツくなっています。眼精疲労と関連する脳疲労についても現代の方が格段に厳しいです。

肉体労働が減って肉体疲労も減ったことにより「ラクしてる」という意識でPC作業を50代以上の人が見ているというのも問題点ですね。

年配の人はフードサービスのワンオペとか佐川のセールスドライバーのように明らかに肉体を酷使する仕事でしか「大変な仕事をしている」という感想をもてないのです。

同じオーバーワークであったとしても。

IT化というのは疲労の質を変化させたわけです。 静かに、気付かない間に、理解されないままに。

携帯電話の登場もまた大きく労働環境を変えています。
50代以上の人は「オフィスで仕事をしている時間=仕事の時間」「オフィスを出て持ち帰った仕事を処理=プライベート」という意識がこびりついています。

イケダハヤトさんあたりが指摘する「移動時間への無頓着さ」はそういうところに起因しているのではないでしょうか。

ケータイはまさに、「持ち帰り仕事」や急な予定変更・急な対応というのを労働者に突き付ける道具ですね。 移動中でも電話1本で対応できる時代となったので、日曜に家族で遊びに出かけていても仕事関係の人に召還されてしまうなんて現象を日常茶飯にしてます。

ケータイがなければオフ中に仕事の連絡なんてきませんからねw物理的に取れないのですからw

おわりに

正直なところ、世の中全体が技術の進化についてきていないのではないかと思うんです。

学校教育ですら70年は変わってないんですから無理もありませんが(^_^;)

5.60代の人が新しいIT技術に対して恨み節をこぼすのも、疲労の質的変化に気づかないのも、20代の若者が使い潰されるのも。

ここに1980年代と2015年代の過労死についての統計が載っていました。 労働時間の減少を感じられる一方、明らかに死んでるヤツ、増えているんですよね。

処理してる仕事の数、タイムカードに記録されない分の仕事に接している時間は明らかに増えているんです(^_^;)これは労働とともに疲労の質的変化がもたらしたものであるとぼくは見ています。そこをわかってない人が多いからこそ今、社会問題化している労働問題が発生しているんですね(^_^;)