ぼくはダメ出しが怖かった。 けど、正しいダメ出しを受けることができて改善された気がした!
ダメ出し恐怖症が治りそうなチキンばかり食ってるチキン野郎、重オタクプロブロガーのとも提督です(・ω・)ノ
今回は、正しいダメ出し(指摘・指導)を受ける機会をいただくことがあり、あまりにうれしかったのでノウハウとしてまとめ、記事化することにしました。
もくじ
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ダメを出しても(出されても)改善できない3つの理由
用法・容量を守って正しく使いましょう
ダメを出す側として・・・「せっかくダメを出したった」「何度も言ってやった」にもかかわらず「相手に改善の様子がない」。
ダメを出された側として・・・「どうしてぼくはダメ出しを生かせないんだろう。ぼくは無能だ・・・orz」、「あんな言い方しなくてもいいのに(# ゚Д゚)」、「コワイヨー(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」といった形で、ダメ出しのやり方を誤ると、伝える側にとっても伝えられる側にとってもこのようなお悩みやモヤモヤを抱えることになります。まずは、NG例を知ることから始めましょう。
ダメを出すときに怒っている
怒鳴りながら延々と伝えてませんか?
自分の感情をまず何とかする段階で伝えに行っていませんか?
大きな声で言われたり、怒気を感じ取ると伝えられる側は学ぶより先に委縮してしまいます。
こうなると学ぶ以前の問題になってしまうのでせっかくの指摘が全部無駄になってしまいます。
夜空(はがない)のように抜群の美少女なのに性格が残念すぎて残念な子扱いされているようなものです。
まずは怒った状態を自分の手で何とかしましょう。深呼吸をしたりコーヒーを飲んだりして一息入れ、「何を直してほしいのか」だけをリストアップし、改善してほしいことを頭の中で整理してから伝えに行きましょう。
次に、もともとの声が大きい、目つきがコワすぎるなどの身体的特徴のせいで普通に話しても怒ってると勘違いされてしまう場合です。
この場合は、改善してほしいポイントだけを整理して「A4用紙1枚」にまとめて紙で伝えるのが良いでしょう!渡す時は笑顔を心がけ、少しでも怒気を感じさせないよう工夫するとGoodです!
頻度が高すぎて当たり前になっている
当たり前になってくると伝えられる側に「スルースキル」を発動されてしまいます。 ぼくもスルースキルを発動して脳内でブルマ鑑賞に興じたりしましたしw
もう一つの問題は、伝えられる側がダメを出すポイントにかかわる分野で自信を持てるだけのスキルを持っているかどうか。
ダメ出しとは基本的に「鼻っ柱を折る」作業で、ちょうどいい長さに鼻っ柱をカットして改善してほしいポイントの部分を成長させるための剪定のようなものです。 ですので、鼻っ柱が伸びすぎている状態でなければ過度に自信を喪失したり心を閉ざしてグレてしまい、思う結果は手に入りません。
ダメ出しのしすぎは、鼻っ柱をちょっと伸びては切り落とし、を過度に繰り返している状態なので、改善を求める以前の状態を継続させるだけの無駄になってをしまうのです。
枝を全部落とした盆栽は美しいですか?(※提督は盆栽趣味者ではありません)
焦らず待ちましょう。 ヒャッハーしだしたタイミングに絞れば効果が出てくるし、伝える側としても気持ちよくなります。まずは「待て」を覚えましょう。
言い方に問題アリ
伝える側が「こんなことがどうしてできないんだ?」「ダメ」といった侮辱ととられかねないようなを思わずしてしまう・・・なんてことがあったりすると相手は一方的にへこんで改善どころではなくなります。
ダメを出すというのは上から下へ情報を伝達するということです。 基本的に上から目線は不快感を与えるので、相手の顔をつぶすような言い方までしてしまうと余計なダメージを与えてしまうことになってしまいます。 「余計」は「無駄」です。気づいたら即カットしましょう。
伝えたいポイントを紙に書きだして復唱し、聞いてて過度に不快な思いをさせていないかチェックしてから伝える作業に入りましょう。
ダメ出しとは本来、「ありがたい」もの。
脱・「当たり前」
ダメ出しというのは伸びすぎた枝葉を切り落としてくれて「ありがとう」といわれるべきものです。
ありがとうを漢字で書くと「有難い」なので、めったにお目にかかれない貴重な機会というわけなのです。
ぼくはブログを通して、「伸びすぎた鼻っ柱がいい力加減と絶妙な位置で剪定され」、「伸ばすべきポイントを内容を見て確認し」、「伸ばすべきポイントを意識しながら」今、こうして記事を書いているわけです。 ダメ出し恐怖症でも、正しいダメ出しをいただければ受け取り方ガラリとも変わってきます!!
間違っても選定作業が毎日あることがありがたいのではありません。それは「当たり前」です。 自分の鼻っ柱の無駄に伸びた部分がきれいにカットされることで初めて本物のダメ出しになるし、めったに頂けないからこそ「ありがたい」のです。
ダメ出しの使いどころ
狙い撃つぜぇ!!
例えばぼくのように「量産スキルだけでやってやらぁ!ヒャッホー!!(でもどうして収益にならないんだろう、どうちて?)」みたいな状態で、悩みを無視して自分のスキルに溺れてバカの一つ覚えのようなことをやっているタイミングが一番効きます。
経験値不足なためだけにどんくさい状態でダメを出してしまえば、苦手意識を持たれて以降、ダメ出しを喰らった内容の作業はやらなくなってしまいます。「ぼくなんかがやっても駄目だから他の人に任せてください。」といった具合に。
それを「コンジョーナシ」「意欲に欠ける」と言って責めるのはお門違いです。
やってほしい作業があるのなら相手をダメを出す前に見守って育てて、自信を持ってもらえる程度にまではダメ出しは我慢しましょう。もちろん、怒鳴ったりネチネチと責めるのは言語道断です。
おわりに
ダメ出しはwinwinな作業です。
自分の感情をとりあえずどうにかするための作業ではありませんし、あくまで伝えた相手に改善を求める時の作業です。
怒鳴って委縮させたり、クレームを出すことで相手に不快感をぶつけることを「厳しく指導している」とはき違えることでもありません。