【税金の無駄】どうでもいいモリカケ・真の問題点

誰が何のためにナンボ金を出しているか。 それがモリカケで最も論ぜられるべき問題だ。

どもども~!守銭奴として節約に関する記事もそれなりに書いてる重オタクリア充のとも提督です。

モリカケ問題にウンザリしてきたのでモリカケ問題の何が一番悪いのか、という点についていち守銭奴という視点で3000文字強で主張してみることにしました。

真の税金泥棒とか穀つぶしは誰なのか?というカタチで。

※この記事は2018年5月12日に全面リニューアルしました

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モリカケ、いつから?

2017年2月に開幕し、15か月を突破

テレビをつければ毎日のように「森友」「加計」といったモリカケ問題関連の単語が聞こえてこない日はありませんよね?

我が家にテレビがないぼくでさえ、ネットのニュースのトップページで見ているのですからね。
テレビを稼働させている世帯はさぞストレスフルな日々をお過ごしかと存じます。

あまりにも長々と、そしてネチネチとモリカケで騒ぐ新聞やネットニュース、テレビにうんざりしてきたので、一体いつからやっているのかとググってみたら開闢は450日以上前なのだとか。

そりゃ、飽きますよね?

そんなに長い期間「サラリーマンよりはるかに年収の多い国会議員の先生方はこの問題に取り込んでいる」となれば当然、税金面の心配をいち納税者としてはしたくなる頃合いではないでしょうか?

そこで、実測近似値を出すべく記事化してみることにしました。

[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 450日以上ミミタコしてたなら「どうでもいい」ってなるのは納得。
それで得する連中がいるのも難儀な話だと思わないか?
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モリカケのために使われたお金

国会1日で1000諭吉!?467日使ったとすると・・・!?

2017年11月某日(2日間/約6.5h)の国会では133分が使われたのだとか。

現在の報道の状況に変化がないところを見ると開闢から現在に至るまでこういう感じで国会の1/3ほどをモリカケのために使いながら国会は推移してきたと言えるでしょう。

すると、1000諭吉のうち少なく見積もって300諭吉がモリカケのためだけに毎日消費されていることになります。

これが、365+28+31+30+13=365+102=467日消費していることになり、単純計算で300(諭吉)×467=140,100諭吉を消費しているのでもう14億円以上も浪費していることになります。

モリカケとは8億円の鬼値引き事件とそれに付随するサービスしすぎ問題と官という内輪での忖度しすぎ問題なわけですが、6億円も超過してまで追求すべき問題でしょうか?

まともな納税者としては「はい、そうですか」と納得できる数字ではないハズですがね。

[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 国会を100%モリカケのためだけに使ったなら4,670,000,000円=46,7億円。
審議拒否期間は19日なので19日間は実質100%モリカケによる消費。
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モリカケは誰のための問題?【政治編】

リベラル系野党が安倍降ろしするため

野党側としては与党の打倒はいつだって課題となっています。

与党打倒を掲げてミスを追求すること自体はある種健全な営みですが、問題はやりすぎていることです。

与野党共々、国会議員として報酬を貰って生計を立てている身なのですからサラリーマンや民間の会社と同様に資金を出している出資元のことを最大限重んじるのがスジでしょう。

よって、官憲内部のゴタゴタのために3割もの時間を割くような振る舞いは公僕以前に資本主義社会を生きるいち社会人として不当です。

しかも、モリカケのために費やした額はもうすぐ安倍さんたちが過剰に値引いた8億円を超過し、倍の16億円すら見えている有様。

不正な鬼値引きをした安倍さんは確かにシロとは言い難いですが、そのためにもっと大きな額を浪費した野党は「もっと悪い」といって差し支えないかと存じます。

無所属(衆議院)、立憲民進党(衆議院)、共産党(衆議院)、社民党(参議院)は過半数の時間をモリカケ追求に使っているあたり、まともとは程遠い状態にあるとみなして不都合はないでしょう。

モリカケは安倍さんの身から出た錆。
これを理由に解散総選挙できたらまた選挙代(約650億円)が掛かりますので、野党の先生方にしかメリットがない議題と言える。

650億円と14億円費やして安倍降ろしが仮に成立したら彼ら、次はどんな税金の無駄遣いをするのでしょうね?

[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 余談ですが、北朝鮮問題など国民の生命と財産にかかわった議題は29分という扱い。
国会は1億の生命以上に8億円のほうが大事とみなしている状態にあります。
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モリカケは誰のための問題?【民間編】

オールドメディアが楽して潤う鉄板ネタ

モリカケで得をしているのはテレビや新聞といったオールドメディアでしょう。

モリカケを叫んで安倍政権を糾弾すれば野党と同じく姉さんを嫌う野党側のファンが手堅くテレビや新聞を視聴してくれます。

特に民間のテレビはモリカケをクローズアップすることで手堅く視聴率を報道番組でキープできるのでテレビ離れが進む現環境の中では意地でも手放したくないネタとなるわけです。

テレビや新聞に広告宣伝費を支払う企業としては報道番組の枠が「手堅い」という理由で一番魅力的な枠になるのでテレビ局が稼ぐためにはモリカケがなくてはならない資金源に等しい存在となっています。

ほかの枠を買わせるための取引材料にも使えますし。

【視聴率命!】テレビというメディア

テレビは、議席数の漸減に躍起になる野党の味方です。

これは、議員先生や政党からの献金とか関係なく「視聴率命」というビジネス構造上の必然です。

与党は野党の議席を食わなくても優位に議会を進められる立場なので、不信任を理由とした漸減などにつながるネタで必死にあれこれ立ち回る必要ないですから食い入るようにテレビを見てくれる人間というのは野党支持の人間となるわけ。

下剋上できた方がドラマとしても盛り上がるから、解散総選挙の結末が単なる安倍降ろしで終わろうとも盛り上がってテレビに食いついてくれますからね。

与党支持の人間を視聴者として確保するよりも野党支持の人間になびいた方が手堅く視聴率を稼げるという理由でテレビは野党びいきの姿勢を基本とする。

この基本的な原則に基づけばモリカケ問題は「極上においしいネタ」となるわけです。

ぼくらみたいなブログ運営者ほど成約率にこだわらなくていいビジネスですからね。

 

おわりに

14億掛けるならモリカケではなくモリカケのような過剰な無駄を防ぐ法案のために14億+8億掛けるべきだ

モリカケで鬼値引きされた8億という数字は確かに不正な数字ですが、それを収めるなら8億円以内の予算で収めるのが筋でしょう?

モリカケ最大の問題点は首相の過失でも鬼値引きの8億円でもなく、国会という時間の使い方が雑すぎることとそれを引き起こした過度な無秩序さです。

今度は14億という予算を使ってその範囲で議会での時間の使い方について厳格な取り決めを作るべきです。

日本は資本主義社会の国家です。
ならば、出資元である納税者が最大限に尊重される場でなくてはなりません。

誰が金を出しているのかを正しく認識できていない議員先生・政党は国会議員である以前に公僕として、それ以前にいち社会人として失格です。

食い物の恨みもさることながら金の恨みは恐ろしいのだということを理解できている人間こそ社会人と呼ぶにふさわしい存在ではないでしょうか。

すぽんさーどりんく


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