今の仕事よりウェブエンジニアかライター業のほうがあってるんじゃね?
最近、働いててこんな風に思う。
アラサーになってようやく新卒採用がプラチナカードが嘘っぱちでしかないということを理解できた今、心の底から思いますよ。
それに気づいた瞬間、学生時代は自分の能力向上も好きなことで身を立てることも無視してただ公教育が無責任かつ無造作に用意した型にはまることしか見えてなかったという事実に震えたものです。
では、新卒はプラチナチケットなんて刷りこみが合理性に欠けると知った瞬間からどんなふうにぼくたちは人生設計を再構築すればいいのでしょう。
[outline] [su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#ff4500″] [/su_box]10歳や三十路のJKがいてもいいんじゃね?
足りないと思ってから学んだ方が吸収効率がいい
10歳のJKと言いましたが、もっと雑な言い方をすれば義務教育なんて6年も必要ないですね。
もし、学校教育というものが能力向上(スキルアップ)のためにあるならば自発的学習で他個体をごぼう抜きし、10歳で高卒資格というパターンがあっても何ら問題ないはずです。
同じような理屈ですが、三十路のJKという逆のパターンがあってもいいですね。
興味関心を無視し、本人の希望より先回りして高校の授業を無目的に「とりあえず」受けるより、「必要になってから」高校に通うという選択肢があっていい。
もっともそうなれば、JKブランドに傷がつくわけで。少々名残り惜しい気もしますがね。
実体験ベースの話をするならブログの構築や改造の時もPCを組み立てた時がまさにそうでした。
[su_box title=”学習の本来の姿” style=”glass” box_color=”#000080″]- 予習=「自分でググって予習ノートを作る」
- 実習=「調べながら」実際にやる
- 復習=今後、同様の作業を合理的に行うために備忘録をしたためる
- 改善=新しい発見があれば加筆修正する
こうやってPDCAっぽく「自発的に」身に着けた知識とテストでいい点とるためだけに座学で学校の先生の話を聞いて一時しのぎのために身に着けた知識では定着力・実用性ともにダンチで違います。
親やぼくが高校の時に習った微分積分なんかができなかったりする理由でもありますね。
これは、社会人の生産性に著しく影を落としている諸悪の一つです。
後述する新卒一括採用問題と癒着する形で世の中に害を与えてますから。
新卒一括採用と学歴差別の非合理
相対的に見れば大卒の初任給は確かにいいけど?
新卒一括採用へ過剰に傾倒することとは働いた経験もないのに40年近く資産としてソイツが機能するか、なんてことを占うことを意味します。
たとえ話だが、熟練の宮大工が100年単位の未来のことを見越して木材を選んで組み上げ、誤差を計算に入れて薬師寺金堂を再建した有名なエピソードのことをイメージしよう。
すると、ホモサピエンスという生物を鑑定する難しさがどれほどのものか、と驚嘆いただけると思いますがいかがでしょう?
1928年から70年の42年間、その道一筋のベテランだからこそまともに運用できる「生き物を目利きして組む」という技(スキル)を4ゼネラリスト運用されるリーマン風情がコピーしたところでどうなるでしょうね?
サラリーマンの寿命が40年そこそこであることを考えれば劣化の激しいスキルになることくらいは火を見るより明らかではありませんか。
適材適所なんてものは、流動的なビジネス環境下でまず何年か運用した上で労働者の自由意志に沿って交換・代謝されていく方が企業・市場・人材の成長にとって合理的かつプラスだとは思いませんか?
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 熟練目利きスキルへの依存より流動性の高いし人材市場の方が健全(真顔)[/su_box]
海外は即戦力獲得に積極的だし、環境整備も充実
シリコンバレーや台湾、中国などは貪欲に国境を超えて有能な人士を書き集めています。
かつてのスマホ工場やファストファッション向けのリアル女工哀歌工場もありますが、貪欲に学んで育つ意志のあるものにとって風通しがよく、快適な世界づくりがされているのも事実です。
「(日本の技術者が高給につられて)ファーウェイに靡く」という文字がニュースサイトで踊ったログが証拠だとも言えます。
新卒至上主義で硬直化する年数が長くなるほど国力というステータス値は差が縮まったり追い抜かされたり圧倒されたりしていくのも目に見えていますね。
変わらない、というのは停滞を意味します。
一方、経済力ではとうに日本を追いこしている中国ではオーパーツ級人材が充実し、日本は時代遅れのカス人材の掃きだめになる未来は容易に想像できますよね?
もうすでに停車している各駅停車が後から来る特急に抜かされたも同然なのですから。
日本はさしずめ、名鉄や京急でおなじみの逝っとけダイヤで各停にされた特急電車でしょうか
国際競争力での力負けを防ぐことを考えるなら、ぼくらは「新卒一括採用至上主義」「終身雇用万歳」という旧弊を打ち破って新常識を作る必要があるでしょう。
3年ROMるより1年働け
まず、働いてみよう!
人の話を半年聴き続けるよりまずやってみるほうが物事を覚えるのは早いものです。
ゲームに例えれば、さっさとディスク入れてハードの電源をONして基本のプレイ動作はチュートリアルやシナリオに組み込んであるチュートリアルに準じる序盤の模擬戦闘などで学習してしまうように。
そもそもハードの電源を押す前段階なんてものをわざわざ用意する上、6+3+3+4=16(年)もの期間が果たして必要でしょうか?
否(いな)!断じて否(いな)!!
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”tm.jpg” name=”てーとく”] 16年もチュートリアルより先に進めないとか。。。高卒で切り上げたって9年間もチュートリアルより先に進めないんですよ!?(赤ちゃんでも立ち上がるまでにもっと短い期間でこなすぞ・・)[/speech_bubble]学習スピードの話ついでに余談ですが、家庭内害虫Gは死に直面するとIQが人間のそれをはるかに凌駕するのです。
半死半生になったサイヤ人みたいに300オーバーにまで跳ね上がり、飛行することを瞬時におぼえるのだとか。(死にかけた経験がないと使えない飛行スキル)
10年以上も進捗度の遅いレベルアップ方法に固執してる暇あったらさっさと業務はじめてとっとと半死半生級の失敗を経験した方がスキルアップというのは手っ取り早く無いですか?
そう考えると、新卒一括採用という目先の魅力的な条件に目がくらんで学歴偏重スタイルを地でいくというのは恐ろしい時間の浪費ですね。
それこそ「まだパチンコの方が可愛いんじゃね?」とすら思いましたよ(これはこれで問題ですが)
業務外の内職こそ天職の入り口
つい、犯っちゃうんだ☆
某「怒鳴怒(ドナ〇ド)」のように「嬉しくなると」とつく必要はありませんが、業務以外に「つい」してしまう趣味的作業ってありますよね?
最初に選んだ就職先が天職であることは稀ですし、親世代や高齢層からすりこまれた模範解答通りに「そこに骨を埋めなくてはならない」なんて考えに囚われる必要なんてありません。
今は御恩と奉公より多動力の時代「飽きたら捨てる」でいいのです。
ですので、飽きだしたり退屈だったり「あわない」と思ったら迷わず舞台を変えましょう。
「ついやってしまうことを基準」にしながら次のステージを探すことに罪悪感を感じる必要はありません。
新卒一括採用という言葉に根差した古い考えに盲従して才能の育成を停止して埋没する方がよほど悪です。
あと、所属時間なんかに囚われる必要もありません。
誰が何と言おうとも、就職などゲーム選びと同じで「体験版からクソゲー臭をかぎ取ったらやめるイメージ」でおkです。
おわりに
変化が悪なのではない、成長まで含めて変化を否定する古い考えこそ悪なのだ
大多数の日本人は奴隷となるために学校教育という定まった型にはめ込まれる人形です。
公教育と新卒一括採用の労働万能説タッグが停滞を強固なものとしています。
高度成長期まではまだまだ伸びしろもあり、戦争特需もありましたから人材を墓場に送ることをためらう必要はなく、工場と営業で使い潰しすことで何とかなりましたが今は状況が大きく違うのです。
人数ではなく、一人の人間がどれだけ出来るか、という質的な品質の高さとユニークさが勝敗を分ける時代に変わってきています。
工場で大量増産する=正義という20世紀型の足し算の考えからヴァージョンアップしなければぼ大多数の日本人は淘汰される以外の選択肢を選べなくなるでしょう。
日本という国が「USB3.0環境で1.0規格で停滞」みたいな現象はすでに始まっているのですから。
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