機能不全若者。家族。社会。
家の構成員の考えが気持ち悪いほどに一枚岩になっていないか?
誰かに従ってればそれでいいと言う空気が流れてないか?
家に昭和臭がただよってないか?
教育困難大学、真面目系クズ、老害・・・
山積みになったこれらの社会問題がそのように訴えてるとすらぼくは感じるのです。
一所懸命、「とりあえず進学」とかいう恐竜時代の常識
知らないのか?今や明るい学歴でも暗い将来を描く時代なんだぞ?
つい10年ほど前までは大企業に働くことがウイニングロード「だった」時代。
電通で働くことが「よかった」。
トヨタで働くことが最高のステータス「だった」。
シャープ勤務が「誇れた」。
三菱UFJみたいなメガバンクで働いてタワマンに住むのが勝ち組「だった」。
大きな企業っていう長いものに巻かれることこそウイニングロード「だった」。
全て、過去の話となり果てているのです。
[su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#000080″] [/su_box]受験戦争への参戦意義も今は昔。
かつてはそのために。
学歴フィルターにブロックされないためだけの受験戦争に莫大な戦費と時間を費やすだけの価値がありました。
いい大学はいい勤め先への絶対的な特急券「だった」から。
もはや特急券だったのは過去の話。
今や、「ただ大卒って文字を履歴書に書く」など一文の徳にすらならないのです。
まだ、大学に金と人生捨ててるの
現代の親の大多数はまだ、10年前に使用期限の切れた特急券と攻略法にしがみついています。
70年前と同じように学校に「宿題を増やしてください」って注文を学校に出す親もいるんですから。
宿題のために時間を奪って才能開花を妨げるような振る舞いを「いいことだ」といまだに彼らは考えているのです。
一所懸命がいいと考えてる過去の遺物大杉問題
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”毒親”]せっかくがんばって就職したんだから定年までしがみつけ!一所懸命だ!!不退転の覚悟で当たれ!!![/speech_bubble]このように親たちは「暗に」玉砕せよとすら号令します。
言葉の裏に潜む意味も理解しないままに。
子供がノイローゼ寸前でやけっぱちになっている姿を見ても彼らはバカの一つ覚えみたいにそう号令します。
これはちょっとした問題です。
玉砕とかいつの時代の話でしょう。
きっと彼らに竹やりを持たせればさぞ似合いでしょうねw
三和体育(SANWATAIKU) やり投げ用 竹やり (練習用) S-1347
常識の更新がされないままそれを絶対の正解として押し付け、「知る事すらなく」金を塾と大学にばらまいて浪費に走る親たち。
そして、親にとっての目先の満足と引き換えに自立心と考える力を失った子供は見事に親の青写真を裏切るのです。
裏切るべくして描かれた設計図とも知らず、その通りに子供を走らせた親にブーメランが返ってくるのです。
知らないままに走らせたから当然のように子供と責任のなすりつけ合いと言うムダでしかない闘争を仕掛けるのです。
現代とは昨日の正答例が明日は珍回答という時代
いつもアンテナを張れ。更新を怠るな。
サンヨーが吸収され、SONYがVAIOを手放し、シャープがフォックスコンに吸収。
外資でもトイザラスが万歳とかいう寝耳に水をブチ込んでくる始末。
それも、今に始まったことではありません。
永年サラリーマン、永代サラリーマンで一族は末永く安泰であるというご先祖様が描いた青写真も音を立てて崩壊を始めています。
サンヨーの吸収なんてほぼ10年も前の話なんですから。
レールを走るだけで良かった時代ではないのです。
「敷いた時には何事もなかったレールの下が、通る時には地盤沈下を起こしてレールも奈落の底に落ちて切れていた。」
それが今という時代なのだとぼくらは心得ておいて損はないでしょう。
従順という毒が時を越えて自覚症状を誘発
それは、ドン・ジョヴァンニの結末か?
ドン・ジョヴァンニとは遊び人の領主ジョバンニが過ぎたる女遊びの末、地獄に堕ちると言う筋書きのモーツァルトが作った喜劇です。
中央が1億人の国民を都合のいい搾取対象にして、弊害が出ている今もなお発想の転換ができず、さらなる搾取すら考えている。
親が子供をマリオネットに仕立て上げ、自分の敷いた道を歩かせるためならあらゆる手を使う。
過剰に「従順」を求めすぎた結果何が起こったか。
その答えが今、眼前に広がっているのです。
若い衆は考える力を喪失し、大多数がマリオネットとなり果てました。
【ノーブランド品】木と服製 古典的 操り皮影人形 マリオネット ピエロ 人形 おもちゃ
「考える力」を恐れて封じ込めた政府と、知らぬ間にその傀儡になりたてた親たち。
彼らはやり過ぎたのです。
その結果が上も下も自分の世代もみんなで機能不全をおこして職場でやきもき。
そのせいで「最近の若いもんは・・・」と言わなくてはならない現実が起こっているのです。
ことが起こってもなお、居酒屋で愚痴大会をしてその場限りの発散に終始し、具体策を打たずに自分以外の人の自助努力に依存しようとすらします。
みんな一斉に依存することを考え、その通りに動きます。
それがIphone4Sにワイヤレス充電を強いるようなものとも知らぬまま。取り扱いを誤っているとさえ知らぬまま。
彼らは今日も学ぶことも反省することもなく、調子こいてた時のドン・ジョヴァンニで1日でも長くいようとするのです。
「最近の若い者は・・・」とオッサン同士で集まって時間を浪費しながら。
鈍足な中央と光速の時代
組織はいつだって鈍重。なのに時代は足早に進んでいく
仮想通貨に評価経済、マイニング。
生活を根本から確信しかねない新要素がリアルタイムで嵐のように押し寄せています。
その一方で法整備は鈍重にも追いつかず、与党と野党が目先の欲に目をくらませながら会議を躍らせ、税金と時間を浪費しているわけです。
会社にいると嫌というほどわかると思いますが、忖度とごますりが具体策より優先されているために二の足を踏むのが当たり前。
実の無い会議ばかりがいたずらに開かれて生産性ダウンに貢献すらしている。
中央集権型組織に一辺倒しているようでは時代の足の速さにとても追いつけないのです。
もっとも、それに気づいたところでどこも対応はできないでしょう。
中枢を握る集団が半端なく鈍感だから。
彼らが肝臓の痛みが出るまで肝臓がんに気付かぬまま暴飲暴食に走るように。
おわりに
真面目な人に「クズ」という尾ひれがつく理由 復習の大事さを何度も何度も同じミスを繰り返しながら25年以上かけて学習したも…
真面目系クズみたいな「考えない葦」は生まれるべくして生まれている
親が常識を更新しなかったばかりに。
服従の強制を親に繰り返しされた結果、子供の自立心が完全に根腐れを起こしたために。
誰も気づかぬまま時間の浪費するばかりの底なし沼に嵌っていく。
言い訳という盛り土をいたずらに繰り返しながら嵌っていく。
考えなしに進学させ、考えられぬまま進学を繰り返し、同じように就職というイベントを迎えていく。
その従順が病んだものであると本人も親も友も上司も気づかないままに。
自分の感情すら不明瞭と感じる程に考える力を喪失した家族であることに気付きすらしないままに。
だから「真面目ではあるが結果を出せない若者であふれかえる合同説明会」なんて現象が起こったりするのです。

[su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#ff4500″] [/su_box]