【鉄道自殺の予防策】ホームドアは決して救世主なんかじゃない

ホームドアさえあればいい?これを見てもまだそう言えるの?

確かに、ホームドア設置は鉄道事業者が負担するものではあります。

では、ぼくらは鉄道自殺者が「ホームドア」によってなくなることを手放しで喜べるのでしょうか?

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ホームドアってすごく高い。跳ね上がった分のしわよせはどこへ向かうの?

本体の設置だけで5億/駅はかかる。

これはあくまで、設置と強度不足解消のためにする改良工事の費用にすぎない。

私鉄界の自殺のメッカ東上線なら32駅で駅数分だけでも160億円はかかります。

その他にも、ホームドアに合わせた車両の新造なども加わった来ます。

ちなみに標準的な通勤電車の場合だと10両で12億円ほどが相場です。

東上線だと670両ほどあるので、オール新造すると約900億ほどはかかりますね。

基準とする車両にホームドア対応改造をするにしてもそれはそれで金もかかります。

減価償却期間を30年と仮定すると(900+160)/30=35.4億円(約)が年間の支出にのしかかることになります。

 

対して自殺をコストと見立てると

安い!我慢するだけの理由がある。

1件5000万(この記事のデータに基づいたおよその見積もり額)

東上線なら17件(16年)なのでおよそ8.5億/年

魔改造重視で見積もったとしても年間40億と8億なら現状維持の方がまだまだ破壊的に安いコストで済むのです。

ホームドア設置を声高に叫ぶより我慢するか都会を見限る方がよほど理性的な選択でしょう。

 

初乗りが埼玉高速鉄道や京都市営東西線みたいに!?

コストがかかる路線になると言うことの意味を知ろう

百億単位の債務など余剰コストをたくさん抱えた路線の特徴に「高すぎる初乗り運賃」が挙げられます。

工費が工期の間に予想外の暴騰を見せて債務型状態に陥る絶望。

利用者の見込みに下方修正をしてもその半分以下にしかならない絶望

といった絶望的な財務状況に路線が陥ると、運賃の値上げが起きます。

初乗りが高くなったり初乗り以外10円ずつアップしたりするなどの形で。

当然、旅客運賃の高騰に合わせて定期券もまた暴騰を開始し、利用者にとっての悪夢が始まります。

 

おわりに

駅グモはもちろん、踏切グモもいい選択ではない

生活コストの暴騰を招く恐れのある「ホームドア万能説」の死角をご理解いただけたことと思います。

やはり、死に対して臭いものにフタするような教育を廃止して、小中学生のころから「鉄道自殺は理想的ではない死に方である」ことをわからせる必要があります。

グモ画像のグロさがトラウマ級であることのは間違いないですが、これも家計と鉄道事業者の財布を守り、生産ダウンを防ぐには必要なことです。

教育は都会に見切りをつけるよりよほどハードル低いし、ぼくの扇動によっての都会の税収減も見込めるのでオススメです!

すぽんさーどりんく


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