恋愛なんて出たとこ勝負と傷つけ合いの連続だ。
非オタで6つ下の彼女とガッツリ三年続いてる重度のオタク。
重オタクリア重のとも提督です。
オタク男子が恋愛と縁遠い理由は確かに山のようにありますが、「対人関係が元からそんなにうまくない」と言うのはすごく大きな要素ですね。
Yahoo知恵袋ですごくいい例を見つけたのでこの例を使いながらオタク男子でも恋愛コンプレックスを感じなくていい理由と必要な理解について述べていきます。
[outline] [su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#ff4500″] [/su_box]お題:突然の告白にドギ☆マギ!?告白の扱い方を教えてくれ!
二次元が好きなオタクですが、昨日初めて告白されました。私は、現在二十歳で恋愛経験はありません。相手は高校までの同級生で、…
相談者:野郎と二次元に漏れはマミれすぎたのか・・・?恋愛とかどうやってするんだ!?
相談者さんは高校までの同級生女子に突然の告白を受けました。
二次元と野郎にマミれ過ぎてて三次元女子の気持ちなんてわかんないし、今まで一度も告白されたこともしたこともなかったのでとても驚いています。
彼にとってのお相手は話してて楽しいと思える唯一の女性です。
ただ相手の女性には二次元相手の時ほどはっきりしたトキメキを感じていたわけではありません。
唯一のチャンスかもしれないと思うと非常に迷うところではある。
駄菓子菓子、傷つけてしまうのは嫌だし、付き合う間に不満を感じられると思うとすごく不安です。
特に傷つけるのは嫌なんです(大事なことなので2回言いました)。
というのがこの質問の大まかな概要です。
[su_box title=”弔文ウザい人のための今北産業” style=”glass” box_color=”#000080″]二次元と野郎塗れの漏れの人生に女子からの告白というイレギュラー発生
ただ、二次元の時ほど俺氏を突き動かすような衝動はないが唯一のチャンスだと思うと悩ましい
初めての恋になるわけだが、傷つけたり不満を感じさせるのは絶対に嫌だ。
[/su_box]恋は傷つけあいだ。不満の飲ませあいも山のようにするものだ。
過ちを気に病むことはない。ただ認めて次への糧とすればいい
某袖付きの某丸裸さんのセリフは人生のあらゆることに通じる物事の本質をとらえていますが、恋愛でもこれは良くも悪くも適用されます。
今の彼女と3年よろしくやれているぼくも生まれながらの恋愛マシーンだったり恋愛マスターだったわけではありません。
非情に鈍くさく泥臭く、間抜けなミスを4例(1例ごとに掃き出したエラーの数は山のごとし)も経てようやくです。
恐らく一生涯で「恋愛して他人を傷つける」回数のうち80%くらいは4度付き合ってきた元カノたちに押し付けたんじゃないかと思うくらいにはぼくも傷つけています。
居直りだ、開き直りだと仰る方もいるかもしれませんしそれもまた結構です。
恋愛しないと決めれば「恋愛で人を傷つける回数を確実に0で済ませることができる」わけですから。
次への糧に出来なかったことも結構あったし、今になってようやく活かせるようになったことばかりです。
恋=痛みのない洒落たストーリーであるならそれに越したことはないが。
経験上、最初からいきなり上手く出来るなんてそれこそ「痛みのない洒落たストーリー」で、少女マンガのストーリーでもない限りありえません。
生身の人間で出来てる人がいるとしたらその人は間違いなくショッカーに改造された改造人間かカミーユばりのニュータイプだと疑うレベルです。
アニメや漫画ですらうまくいかないし、すれ違いを山のように見せられるのだから、参入に対してそこまで億劫になることはありません。
「恋人」ログインするために越えるべきハードルなんてお布施として40000円ほどする大好きなアニメ作品のDVDボックスをAmazonでポチるくらいのものです。
二次元に漬かりすぎて三次元女子、恋心が解らないときは・・・?
逝っとけダイヤ感覚でOKしたり告白したりすればいい。
未体験ゾーンなんて飛び込んでみなきゃわからない物です。
スピードの向こう側とか不可視境界線の先と言ったものものがそうであるように。
そこに「恋愛」が含まれるのであれば恋愛もまたそうです。
経験のないことに怖気づく気持ちはあって当然です。
これはテクニックや理論とは別な人間の本能的な感覚なのだから。
「カワウソの仔が初めて足のつかないプールに入るようなもの」というカラクリが解ってしまえば過度に恐れることはありません。
経験の無い者同士がやるにせよ、経験者に対して初心者が不満を述べることも不自然なことじゃないように最初から不満の無い恋愛なんてありえません。
D仕業で40年前のポンコツ(阪急2000系)に完膚なきまでにVVVFインバーター(Powered by SIEMENS)が叩きのめされる以上にありえません。
「知らない」がある以上何らかのストレスはつきものです。
ミスもまた憑き物。
出来ることを精いっぱいやって学びながら恋愛中の立ち振る舞いなんてものは覚えていくものです。
最適の解は耳年増になることなどではないのです。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 未体験ゾーンがあるなら迷わず飛びこんでみよう。 また縁が出来る時にまた同じことで迷ったり焦ったりしないためにも。[/su_box]
二次元嫁への愛は太く短い大恋愛に似ている
二次元嫁は傷つきもしないし永遠に劣化しないという点で別物だ。
告白されて始まる恋なんてもんはこっち側の温度がそんなに高くない時に始まるのがセオリーです。
むしろスタート時に「ときめきがない」のは当然です。
それに、無理して相手と同じ温度に高めなくていいなんて義務はありません。
「告白されて嬉しいな」程度の熱があれば及第点です。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] [/su_box]二次元嫁への愛が熱量を殺さず保てる理由
これは二次元と三次元のはざまに存在する決定的すぎるほどの差です。
中の人の結婚騒動があったり「同じ二次元嫁に熱を上げてる」友達が手ひどい裏切りをして「坊主憎けりゃ袈裟まで」みたいなことが無い限り醒めることはありません
1995年から1歳も年を取らないサトシ(ポケットモンスター)のように基本的にの次元の住人は加齢という概念が適用されません。
しかも、日常生活に対して向こう側が積極的に干渉するものではないので「相手は絶対に恋愛で起こるようなミス」をしません。
すごく冷たい言い方になってしまいますが、二次元への愛って恋愛と言うよりは暴走を引き起こしたファン心理に近いモノなんです。
握手会で会うだけの縁で振り向いてもらえないにもかかわらず500万も1000万もつぎ込み、家の中をCDの墓場にしてでも推しメンを応援できる理由がそこにあります。
良くも悪くも醒めなければ、ちょうどいい距離感こそが二次元へ傾倒する理由なんです。
そういうわけなので、三次元はミスと日常生活への積極的干渉は日常茶飯の世界なので全然別の物なんですよね。
三次元が妄想彼女じゃいられないナマの部分と加齢を見せられる点で既に。
おわりに
三次元嫁への愛って多分、長年付き合っていく仕事道具を愛していく感覚なんだろう
宮大工にとっての大工道具だったり、小説家にとっての万年筆だったり、喫茶店のマスターにとっての日焼けした店のカウンターテーブルだったり、といった具合に「長く付き合っていく」存在でしょう。
シワや白くなっていく髪の1本1本までを愛おしく感じるような。
子供を産む道具としてだけ見るなら若くてツヤのある若いピチピチの女の子である必要を求めますが、それを絶対条件にしない理由もそこにあります。
2人の夢や理想を重ねていく。
JR四国が気動車に制御付き振り子機構を載せる挑戦をしたように色々折り合いをつけながら年を一緒にとっていく。
そうやって40や50になって「背中を預けるに足る」と互いが思いあえるような関係に育てていくのが長い恋愛や結婚生活といった型(フォーム)での「極み」なのではないでしょうか。
太く短いだけでもなく、細く長いだけでもなく、恋愛と言う世界には日本の四季みたいに色んな表情がたくさん詰まっています。
色んな「恋」や「愛」を知り、人生の引き出しを増やすためにもどうか、オタクだからといって恋することを過度に忌避することも恐れることもなくどうか気軽に参入してもらいたい。
戦車道がそうであるように恋愛にも人生に大切なことがたくさん詰まってますからね!
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