量産型:Idiot! moron! noob!どうして俺は恵まれないんだ!?なんて俺はかわいそうなんだ!?
上司が無能でやってられない。
部下がアンポンタン。
取引先がnoob過ぎてお話にならない。
そんな話は日本どころか世界中で配り歩くほどにあふれかえっています。
けど、そんな「当たり前」のためにどうして多くの人は熱量を変えずに管を巻くことを繰り返すことができるのでしょう?
「俺は会社にも人にも恵まれない」、と赤ちょうちんに落とさなくてもいい金を落として強奪しなくてもいい手近な人間の時間を強奪しながらボヤくことをどうしてやめられないのでしょう?
どのような構造的欠陥が量産型の人々をこのような無限ループに追い込んでいるのでしょう?
[outline] [su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#ff4500″] [/su_box]会社に恵まれない
最初に就職したとこや素人判断で転職した場所なんてそんなものだ
日本でサラリーマンをやる上で永遠のテーマとも言える問題でしょう。
速い話が「悩むこと自体馬鹿らしい」レベルの問題。
解決を望む場合、賃金最優先で少々の辛苦を我慢できる会社を選ぶか、リクルーターと二人三脚になって根気よくマッチする転職先を探すに尽きるでしょう。
自分の能力で生活できる状態を構築することも同時にやっておくと尚いいですね。
人に恵まれない【上司/スタッフ/取引先】
ガルパンを復習しよう。大洗女子も最初は経験者はみぽりんのみだったよな?
天才操縦士れま子とみぽりん以外はみぽりん以外の土地勘を頼るしかなかった聖グロ戦までを考えると非常に心細い状況。
みぽりんにとっては統制がとれ、戦車の扱いに精通したスタッフが揃っている転籍元の黒森峰とは真逆の環境なのです。
裏切りでもなんでもないレベルの「期待外れ」のために泣き喚くことになるとも言えますね。
あんこうチームがそうであったようにⅣ号単独での大立ち回り(3/5両撃破@聖グロ戦)、することも考慮し、無駄にイライラしないよう仕事をこなす必要があります。
テレパシーみたいに思考を読んで忖度し、望んだように動いてくれることは「当たり前」とは程遠い過大要求なのです。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 何事も素人集団の個性を伸ばし、巧みに使ったみぽりんを目指すつもりで挑もう。[/su_box]
権限や予算、資材に恵まれない
これも、大洗女子から学べる点ですね
最強の砲を持つ戦車もポルシェティーガーな大洗女子。
他にも、89式、リー先生など、問題だらけ。(wotやれば嫌というほどわかる)
おまけに数も5~9両しかない。
対してライバル校は信頼性と総合力に富むシャーマンで統一されたサンダースやT-34をはじめとする優秀なソ連ラインナップで鳴らすプラウダ。
硬い英国歩兵戦車に定評のある聖グロに猛獣軍団の黒森峰など、人材だけでなく装備にも恵まれ、数まで揃えている有様。
それでも大洗は折れることなく、奇策と構成員のグッドポイントをうまくつなげて全国大会を優勝したのです。
アニメの話ではありますが、そこから学ぶことは多いハズです。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 恵まれないことを理由に不機嫌になる人はぼやかない人の何倍不幸なのだろう?[/su_box]
恵まれない新強豪校「大洗女子」
練度0にはじまり、まともな装備もなければ金もない強豪相手に勝つ大洗SUGEEEE!!!
状況を考えれば、大洗は神がかり的な立ち回りをし、みぽりんはその立役者だったと言えます。
豊富な資金力と総合力に富むソ連戦車、ノンナというエースに練度の高いチームメートとカチューシャの統率力を擁するプラウダなどはその対極の状況。
サンダースだって普通のやり方ではまず勝てる相手ではありません。
大洗は力でその状況を覆し、黒森峰を破って優勝した。
彼女らは奇跡を待ったのではなく、起こりえない奇跡を力ずくで引き込み、それを全力でつかんで全知全能の限りを尽くしたのです。
この奇跡を起こすのにボヤいて腐ってる暇なんてまずないけど無能な量産型どもならボヤいて腐って終わっています。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 人材を0から育て、恵まれない設備状況で立ち回るのは並じゃないけど、並の人が並以上の人と同じだけ評価されようと言う考えはいかがなものかとも思う。[/su_box]
おわりに
恵まれて当たり前だけど恵まれないのも当たり前
社会通念や観念の上で、職業を持つ人とはその仕事のプロです。
それゆえ、全員が熟練であり、客の求めることをテレパシーみたいに理解し、言葉を交わすことなく実現できることは「当たり前」です。
ですが、求める側としてその論理で部下や上司、取引先をジャッジしてしまうと、現実と期待値のギャップの大きさに毎度すぐさま狼狽しなくてはならなくなります。
たちまち、ヘトヘトに疲れ果てて疑心暗鬼に陥ることになるでしょう。
そもそも現実とは僕らの願望を完ぺきに実現してくれる世界ではありません。</ p>
自分で自分を無駄に追い込まぬよう、「(他人など自分の力ではどうしようもない事物に)期待しない」などの「工夫」を施すことは非常に重要です。
自然の摂理である弱肉強食と同じかそれに近いレベルの法則に社会通念や観念が勝てるわけがないのですから。
オッサン脳を所持した層は性別や年齢を超えており10代女子でもお持ちの方は少なくないですからね。
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