【アフリカの貧国に学ぶ】貧困を召喚する2つの元凶と迎撃方法

日本はもはや後進国だ!

そんな声をたくさん聞くし、ぼく自身すごく危機感を覚えて戦々恐々としています。

事実、ブラック企業の跳梁跋扈は終末を感じさせるに十分な材料です。

そこで、アフリカの貧国に「貧困の元凶」について学ぶことにし、元凶を迎撃できる準備を整えようではないかと思い至り、記事にすることにしました。

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アフリカが示した2つの貧困ルール

https://hinemoto1231.com/life/smart-africa

貧困が生まれる原因をアフリカは発信している

IT発展著しいルワンダの位置するアフリカちほーですが、大多数の日本人がイメージするように貧しい国を多数抱えるちほーでもあります。

ジェノサイドから超復興を遂げたルワンダとワーストランキングに位置する国との違いはどこにあるのでしょう。

一体何が貧困を人々に強いているのでしょう?

それを考察していると2つのルールが貧困を読んでいることが解りました。

 

【貧困の元凶1】未発達がはびこる旧態依然とした経済・産業

【プロレタリアート】終身サラリーマンという教義と不安【オワコン】

速い話が「イノベーションが足りない」

産業、もとい資金獲得手段の発達なくして富むことは難しい。

停滞の主だった原因として前時代的、もしくは原始的な手法での第一次産業への依存が挙げられます。

例えば、保管用のオリジナルと展示用の贋作を販売する場合、絵師を用意しなくてもスキャナで取り込んで印刷すればすぐできます。

今なら印刷なんてしなくても展示場所にLED大型ディスプレーさえあればスキャンデータをそこに流すだけで済むので作業性に雲泥の差が出ますよね。

[su_box title=”生産力の比較(名画の複製)” style=”glass” box_color=”#000080″]
  1. 費用/枚:絵師=20万円=G、プリンター5万円=P、データ3000円=D
  2. スピード/枚:G=1週間、P=15分、データ3秒
  3. Pは8時間稼働/日、週休二日、Dは顧客によるDL方式なので無休とする
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売上げが一番高くなるのは圧倒的にデータ販売です。
プリンターと絵師の勝負でも1日でプリンターが圧勝しますね。

この例だと、技術的なイノベーションによって生産力の圧倒的上昇が認められた、ということになりますね。

旧態依然とした原始的・前時代的な第一次産業に固執し、人的資源を投入して気合で生産力を上げても限界があることは先の例からも明らかですよね?

革新的なやり方を考案したり輸入し、削れる無駄を削る方が人的資源の投入量を増すよりはるかに効果が高いのです。

しかし、それが無いため、貧困は後発発展途上国を支配し続けるのです。

日本も他人事と笑ってると足元をすくわれそうな話です(真顔)

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″]

日本人の頭の中も旧態依然としてるね。

みんなで赤信号を渡るように後発発展途上国に向かって全力降下中というわけだ。
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【貧困の元凶2】腐敗しきった政治

国会議員のお仕事と使命から読み解く「足の引っ張り合い問題」

時に官憲による不正蓄財を目的とした横領から大がかりな政府要人による大規模横領まで

政治腐敗が深刻な国というのは得てして貧困なものです。

生きたまま腸に届く善玉菌はあるのに、生きたまま支援がほんとうに必要なところに届く貧国宛ての支援はないに等しいのです。

アフリカでは開発援助用の支援物資を載せたトラックが検問所を通過する時、8割は目的地に着くまでに「チップ」として徴収されるそうです。

その8割の「うち8割」が上納用の金品として国庫方面に行き、政治家や高級官僚が横領し、下級官吏が残りを仲良く割り算する絵面でしょう。

また、彼らの懐を潤しているのは大多数の貧困層の存在です。

支援国家が「貧困層のための善意」という名の横領できる宝の山(ベーシックインカム)を贈ってくれることを知っていれば搾取の毒牙を突き立てるのはある意味当然でしょう。

それこそ、北朝鮮に支援物資を仮に送ったなら8割はミサイル建造費に宛がわれることがいろは坂の猿でも予想できるように。

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 豊かになる=支援が止まる=困る=問題を放置する理由ができる
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内戦というアンハッピーセット

2017年のクリスマスはキャッシュレスと500円でキメろ☆

欲望にまみれた汚職政治家だらけの国だって「トップになりたい」のは同じ

特定氏族による寡占や独占とその反発の激化や、けしかけられた民族紛争、宗教勢力同士の対立など、内戦の原因は枚挙にいとまがありません。

無駄な欲望さえ除かれれば主だった原因の2/3は除かれることになる。

過度に腐敗しきるといつどこでどのような種類の内戦が発生するかわからない政情不安定な状況に陥るものです。

それでも、餓鬼と化した政治家にそんなことまで考慮する心など残らないのが常。

当然、最も悲惨な目に遭うのは一般大衆。

男手は子供と共に前線で消耗され、国土が戦火によって荒らされることにより経済活動は停滞し、経済状況は荒廃。

戦前がどのような状態だったかすら思い出せない状況から復旧という債務の消化を背負わされるのだからたまったものではありません。

イノベーションのなさも手伝ってただでさえ難儀な復旧はさらに難しくなるのがアンハッピーですね。

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 目先の欲に目がくらんだ果ての姿がこれ。
じきに目先の利益のための搾取が大好きな日本人も同じような醜態をさらすんじゃないかな?
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おわりに

民度と変態性を刺激するプライドと探究心が日本を救う?

日本人は民度の高い国という海外からのイメージに誇りを持っています。

律儀に行列し、相互扶助を尊しとするよう対外的に見せるよう努めますからね。

また、変態技術や文化の宝庫としても名高いですね。

文学なら源氏物語(男が手を出したら人生詰む女性とのスケコマシ物語)や土佐日記(平安時代のネカマ)。

食ならこんにゃく(こんにゃく芋の加工とシュウ酸カルシウムの無毒化に面倒な処理を要す)や南蛮渡来の料理の独自アレンジ(コロッケやカレーなど)。

卑近な例だと18禁本のジャンルの多岐さやKBCや修羅パンツを素材とした秀逸な音MADでしょうか。

日本人はカヴェナンターやパンジャンドラムを作り出した英国人に負けないイノベーションの源たりうる「変態性」という名の才覚を十分に備えた民族のはず。

前時代的な搾取依存ではなく、もっとイノベーションの育成に目を向ければ日本はまだまだ伸びるはず。

後進国落ちを「過度の強欲と旧態依然」によってこのまま受け入れるなんてとてつもなく馬鹿げていますよ。

すぽんさーどりんく


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