感情のままに怒るのは簡単だけど、怒って指導するのは難しい
日本人の多くはバカだな、と思うことが多いですね。
うまく使いこなせないスキルに囚われ、単純な無限ループの処理に無駄に頭を悩ませながら烈火のように怒るのですから。
自分の頭で少し考えれば無駄に怒る必要なんてないし、「怒る」という動作を有効活用しようとすれば常人の想像を凌駕する困難を超える必要があるっていうのにね?
[outline] [su_box title=”あわせて読みたい!” style=”glass” box_color=”#00a3af”] [/su_box]怒の感情と指導と日本
実効性のない処理に対して恭しく頭を下げなくてはならない謎ルール
根性論というありがたい煙幕があるお陰で、効果が無くてもただ怒るだけでありがたがられるっていう特殊な現象が日本では起こります。
ただし、実効性という視点から見ればどれだけありがたがられようと指導対象に望んだとおりの効果を発現させられるのは稀です。
普通なら詐欺だと言えますが、「怒られる=ありがたい」というロジックが特殊な処理をすることにより、多くの場合は指導対象側の怠慢として処理されます。
ぼく個人としてはありがたがられるより実効性の発現のほうが重要なので能動的に怒ることはほとんどありません。
怒りを上手に使えないテクなし野郎だということをぼく自身が自覚しているからです(笑)
怒れる指導者(プロ)は神業スキルの持ち主
フォロー・洞察力・創意工夫のどれもが一級品でないとできない
激しい怒りが落とされた後というのは両者ともに気まずいものです。
もちろん、本人に対してアクションを起こすこともありますが本人ではなく、家族に電話するなどして何かしらの手心を加えるように根回しをするなど工夫をしたりもします。
また、怒る形で叱って効果を上げる指導者はマンツーマンでどやしつけるパターンと公の場で怒鳴り散らすパターンの使い分けも非常に上手です。
本能で病巣を正確に特定できるほどの洞察スキルが光る技ですので怒ることを放棄したぼくにはとてもまねできません。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 怒って結果を出そうと思うなら深い洞察を神速の処理スピードをもって行え。 それができる人間はレアだと知れ。[/su_box]
無限ループ処理に気付いたら反応をOFFに
無駄な怒りを減らす知恵ならたくさん持っているのです☆
怒りを人が感じるパターンというのは同じようなパターンだったりします。
毎度、相手に修正を期待して、毎度同じパターンで怒り、毎度怒ると言うパターンが無限ループするのです。
例えば、薄給で重労働な今の職場への不満があるならばそこで働き続ける限り同じ悩みが毎度無限ループすることが決定します。
悩みを解決し、ストレスを抑制することを考えるならイラッと来た時点で悩める子羊君は選択しなくてはなりません。
期待しないで残留するか転職などして環境を変えるか。
無限ループに陥ったパターンだけを削除するだけで怒らなくてはならない局面に遭遇する回数は減ります。
私心てんこ盛りの怒りなんて簡単に処理できる物なのです。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 無限ループエラーに苛まれてそのたびに起こったり散財する香具師はバカ以外の何物でもない。[/su_box]
おわりに
ザコな量産型日本人よ!「怒ってもらえるうちが花」という言葉に過度な依存を確認できると告げます!
ナナ(デスマーチから始まる異世界狂想曲)の挑発スキル使用台詞の言い回しが面白くて同じようなテンプレートをつい使ってしまいます。
多くの日本人は怒鳴り散らして不快感情を撒き散らせば、相手の改善がみられると言うことを期待しています。
宝くじも真っ青になるほど天文学的な数字の低確率であると告げます、と言いたくなります。
もっと酷いトロールみたいな脳みその持ち主に至っては陰口によって更生することを望む者も多いようです。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”tm.jpg” name=”てーとく”]本人聞いてないのに伝わるとでもwwww[/speech_bubble]ただ怒ったところで目の前のエラーは処理されません。
誰がありがとうと言おうが、処理できないものは処理できませんし、期待通りにエラー処理が完了するようなら目の前で過失という現象など起きはしません。
見敵必殺を行わない限り、目の前の困難を破壊することはできないということをぼくらは魂に刻みつけておいて損はないでしょう。
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