【超本格】プロクオリティのカレーを家に召喚するレシピ

カレーを研究する魂さえ通っていれば使う肉が業務用冷凍食肉でもいいよね?

一人暮らしの友・カレーをこよなく愛する料理男子。
重オタクリア充のとも提督です!

ついに名店の味のカラクリを解き明かし、かなり近いクオリティのものを完成させるに至りました!

最初は家カレーで作ろうとし、次は無水化。
スパイスカレーに移行してから細かく試行錯誤を重ねること幾星霜。

そうやって完成させたドロドロで本格的で、無水で、野菜の風味が凝縮された究極のカレーを家庭に召喚する方法を公開しちゃいます!

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【作り方】カレーは翌日食べるもの

長時間煮込みでドロドロにしようず!!

カレーを美味しくするうえで大事なポイントは煮込み時間にあります。

結論から先に言うと10時間程度が目安になりますね。

やってること自体はルーで作る家庭の味や「みさきの家」みたいな臨海学校や林間学校で作るカレーと変わらないです。

あたごカレー(DDH-177)の隠し味・はちみつとひゅうがカレー(DDH-171)レシピの隠し味や小技をユナイトベント。

そして、下で詳しく書く小技を使って市販のルーを使わないスパイスカレーにしたことくらいです。

あとはIHを使うことで光熱費を抑えつつ、火事リスクを下げた状態で作っていることですね。

材料は溶かし用と食べる用に分けるべし!

【理由と実例】トマトジュースがもたらす驚異の節約時短調理術

水の量は0。トマトジュースとドロドロに溶かしたペースト野菜をin!

溶かす用の野菜(ニンジン、玉ねぎ、じゃがいも)はミキサーやフードプロセッサーでペースト化し、トマトはトマトジュースを使って費用を圧縮します。

食べる用ですが玉ねぎは極限まで薄めに「くし切り」、あとの野菜はお好みでおk。

ニンニクとしょうがは食べる用の玉ねぎが飴色になり始めるまで共に(スパイスで作る時はクミンシードも)肉と一緒に軽く炒めます。

キノコやナス、オクラといった夏野菜とキノコは盛り付けを考慮し、食べる野菜側として扱います。

肉を溶かしたいなら和牛のミンチがいいっぽい!



肉を溶かすため、24時間煮込んでみましたが、残念ながら完全には溶けませんでした。

溶かそうとしたのは豚ミンチと牛切り落とし。

サシがよく入った口の中で溶けちゃうお肉でないと煮込みによる融解は見込めそうにありません。

また、余談ですがぼくはみじん切り野菜もinしていますが玉ねぎは何とか一部溶けたものの、ニンジンは残りました。

この実験でお店のように肉以外の具なしでありながら野菜の栄養と旨みを閉じ込めたカレーと言うのは固体の野菜を煮込み工程で溶かしたものではないこともわかりました。

溶かす肉にさえ和牛を使い、野菜は最初から液体化したものを使って煮込んでいるのです。

材料の原価と1食当たりのお値段

ニンジン75円+ジャガイモ150円、玉ねぎ200円、肉500円、トマトジュース100円、調味料・スパイス・隠し味系100円、光熱費560円=1385円/5食。

1食277円が基本料金です。
夏野菜カレーなら300円/食になるかも。(糖質制限中なら半額で10食に)

ダイエット期間を除き、節約料理と言うには豪華仕様になったので、煮込み時間を2時間ずつ減らしたり最適な肉の使い方などを研究しようかと。

コストダウンについての研究が進んだら追記します!

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 水は0で、水の代わりに野菜ジュース化した溶かし用野菜とトマトジュースをふんだんに使用。
食べる用は別で用意する。
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家カレーにも対応!・トラブルシューティング

薄い・辛さが足りない!・辛くし過ぎた

薄い原因は煮込み時間の不足にあります。
ぼくの完成させたレシピではほぼ無縁のトラブルです。

鍋に塩を入れてもう一度煮込み直しをするのがいいでしょう

「情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何よりも ―― 辛さが足りない!!

ならば、レッチリを「少量」追加するのがいいですね。

ただ、追加し過ぎると鬼のように辛くなる。
ので、辛くなり過ぎた場合の対処も載せておきます。

スパイスで作るようになって学んだことですが、レッチリは大匙1/2が辛口ルーのそれに相当する量です。

辛さを抑えるなら、りんごを1/8ずつすりおろして味見をしながら投入しましょう。

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 塩・りんご・レッチリ。
この3つがあればカレーのトラブルは怖くない。
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参考にしたプロのカレー:Zushi curry(京都・上七軒)

無水カレーの名店です!

「家カレーウマー」で満足していたぼくに無水カレーへの挑戦を焚き付けたカレーだったりします。

苦節2~3年ほどの月日をかけましたが、解析ができ、ルーの自作等新しい技を伴うことでこのクオリティに近いものを作ることが出来、とても満足です。

近江牛のカレーを1300円で食べられるお店ですし、カフェっぽい落ち着いた雰囲気のお店なのでデートにもオススメです。

彼女や気になってるコがカレー好きで何らかの受験を控えているなら是が非でも連れて行きましょう。

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 濃厚な野菜のうまみと口の中でとろける近江牛の組み合わせはハンパなくウマい!
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おわりに

「プロクオリティな家で作るスパイス無水カレー」レシピまとめ

まず、赤ワインで肉の臭みを抜き、野菜を先述したとおりの用途に分けて用意し、煮込みも炒めもできるシチュー鍋をIHに。

次に油を敷き、食べる用玉ねぎを炒め、肉+クミンシード(大匙1/2)、塩コショー、ニンニクとショウガを軽く炒め、肉に色が付いたら食べる用野菜をin。

ローリエ、溶かし用野菜、塩、しょうゆ、赤ワイン、顆粒コンソメ、ソース、はちみつ(自由枠)、コーヒー(ユニーク素材)をinして10時間前後煮込み!

小皿にカルダモン(大匙1)、コリアンダー(大匙1/2)、レッチリ(大匙1/2)、ガラムマサラ(大匙2)、シナモンスティック1/2、塩コショーを混ぜる。

ルー(自作)かそれに代わるモノをスタンバイ

ラストは全部ブチこんで10分中火で煮込んで完成!

煮込みが10時間かかるので寝ている間や会社に行ってる間も安心して任せられる保温+タイマー機能の付いたIHでの調理がオススメです。

帰ったら下ごしらえ+煮込み、翌日帰宅してから残りの10分工程をこなすような段取りになるでしょう。

そこから1日寝かすかどうかはお好みです。
らき☆すたを見る限りでは、1日寝かすのはリスキーかも。(特に梅雨の時期は)

カレーは作り過ぎ上等で作るモノなので、2~3日ぶんずつタッパーに詰め、冷凍庫と冷蔵庫に消費用と保存用に分けて保存しましょう。

すぽんさーどりんく


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