いい人そうに見せて醜い本性を隠す、ずるい人なんですね
どもども！オタな面を久々に出せる記事ネタを拾えて大満足の重オタクリア充、とも提督です！
最近は、スパイシーな家庭の味覚を完成させたり、唐辛子についての記事を書くなどかなりスパイシーな私生活になってますがこの記事もかなりスパイシーです。
さて、みなさんは有名税と言う言葉を使って不正や吐き気を催す邪悪を顕現させた有名人を叩いたこと、ありますか？
大義名分を掲げて正論で友人や知人のメンタルをタコ殴りにして論破する気持ちよさにしびれたこと、ないですか？
フォロワー90万人くらいいたαツイタラーのジジイがぼくらに論破されて前後不覚に陥った滑稽な様を見るのが虚しく、愉快痛快だったことをぼくは忘れていません。
思うところがあって、佐々井夕奈さんのスパイシーな台詞と共にそんなことを考えさせられるような記事を作成してみました。
寝苦しい夜が続きますが、猛暑と世の中のモヤモヤはスパイシーなカレーと名言で吹き飛ばしましょう！
佐々井夕奈（ヤンデレの始祖）とは？
「この裏切り者っ！」から始まるスパイシーすぎる佐々井夕奈さん（ねーちん）の名言集を始める前に
佐々井夕奈とは、ねこねこソフトが2001年に発売したアダルトゲーム「銀色」の登場人物。
舞台となる大正時代の定食屋を切り盛りする佐々井夕奈・朝奈（メイン視点）姉妹と帝国軍人なエロゲ主人公・鍋島志郎が3章の登場人物。
店舗運営のせいで多忙すぎ、色恋と無縁すぎるねーちんが主人公・志郎と結ばれるという結末のはずが大きく狂いだす、という始まり方をします。
ヒトコトで表すと、「馬鹿な妹がパルプンテ撃ちすぎて、純愛物語のはずが昼ドラ上等のねーちん無双になった」、と言うところでしょうか。
佐々井夕奈の視点で朝奈と主人公の役どころを見ると現代日本を生きる大衆そのものへ向けた強烈なメッセージにも感じられるお話です。
そんな面白すぎる物語で出力された名台詞の数々と考察コメントをどうぞご堪能ください。
ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)
誰かのために…きれいな言葉ですね。
でも、考えようによっては無責任で気楽な生き方なんですよ。
こう続いて詳細、結論へと続いていきます。
「誰かの為に行動した」と言えば責任はチャラかチャラにならずとも情状酌量の余地ありとみなされ、ダメージを軽減できるものです。
日常でも身に覚えのあり過ぎるこんな「当たり前」を鋭くねーちんは指摘しています。
「だからこそ、自分の正しいと思ったことを勝手に行うんです」と妹の朝奈がやらかした「よかれ」をヤンデレの始祖・佐々井夕奈は全力で非難します。
「朝奈ちゃんの行動はお節介な自分勝手ということですか」と主人公に返されると「そういうことです」と夕奈は返答し、結論を述べる。
「自分がやりたい」ではなく体の良い大義や他人を引っ張り込んで楯にしつつ自分勝手をやろうとする様子は確かに見ていて気持ち悪いですね。
日本人として生きてると、どうしても誰かの承認を取りに行くことありきで育ってますからこの手の気持ち悪い感じは日常にありふれ過ぎている。
「命懸けで地方創生に飛び込んでいく37歳のオッサンをキミは無視できるのか？」を非難した人らは恐らくそういう点を気持ち悪いと感じたのだろうと考えられます。
確信犯的に正義を主張させる立場にとっても正義を主張する側にとっても色々と考えさせられる名言でしょう。
ずっと、いい人だと思っていました。でもそれも朝奈と同じ。
いい人そうに見せて醜い本性を隠す、ずるい人なんですね
佐々井夕奈ことねーちんが暴れに暴れる「銀色」第三章のテーマそのものではないかと。
通勤中の満員電車の中で隣にいる何人がリアルでいい人の皮を被りながら、Twitterとかで有名人を叩いて愉悦に浸っていることでしょう？
自分の中の悪意や残虐性に目を背けて生きてる気持ち悪い人だらけな環境で生きていると、ついつい考えさせられます。
どうして「誰かの為」、「善意」という化粧を使って必死こいて自分の悪意を塗りつぶそうとしてるのだろう。
なんというムダで合理性のカケラもないことのために気持ち悪いほどSAY☆一杯なのだろう。
地獄への道は善意で舗装されている、とはまさにこのこと。
悪意なんぞむき出しの方がよほどスッキリしてますよ。
TOKIO山口達也メンバーやNEWS小山メンバーを叩くときの「過去に応援してた人々」の反応なんてまさにソレ。
有名税だから、と言えば何言っても許されるし、自殺に追い込まれて当然とか思ってる人は多かったはず。（正直に手ェ挙げてみ？）
有名税を口実に「この裏切り者ッ！」って叩いてた皆さんはいざとなれば「マスゴミに踊らされてた」とでも言うつもりだろう？
その考えることもなく踊らされるしか能のない底なし沼みたいな馬鹿さ加減が気持ち悪いんだよ！ この脳みそド腐れゲロ豚ビッチ偽善者どもめ！！！
- （朝奈に向かって）泣いて、叫んで、わめき散らすがいいわ！
そして私を心から憎めば？それがお前の本当の姿なんだから！ - （首を絞める手を緩めて）どう？これでしゃべれるようになったでしょう？
誰もを傷つける言葉でも、ここでさえずってみたらどう？ - （主人公に向かって）所詮は口先だけなんですよね。 まったく、恥ずかしくなるくらいこれ（朝奈）とお似合いですわ
謝るなッ！虫唾が走るわ！
禿同。謝ったん許してやれ？誰が決めたよ？エェ！？オイッ！？としか言えん
謝ったところで、謝った香具師が犯した罪の痕跡は消えません。
変なところで寛容さってモンにこだわる日本人の多くは「悪い事したらごめんなさいって言いなさい（言われた方は水に流せ）」って教えられてますからね。
だからこそ、謝られたら憎さが１億倍にまで膨れる事案を予防できない。
教えられた美徳に沿って謝るだけなんて犬でもできる。
それを履行すればチャラに出来るしチャラにすべきと考えてしまうのは寛容ではなく甘やかしだとわからない人々は社会単位でバカですよ、バカ！
人間ならばその罪の重さに苦しみ、良心の呵責と言う名の生き地獄を存分に味わった上で考えて何をすべきかを考えた上で判断を下してとーぜんです。
寛容になれ、水に流せと言うその口がTOKIO山口メンバーやNEWS小山メンバーみたいな有名人にどれだけ不寛容な言葉を浴びせているか考えたことあります？
誠実さを売りにして、悪意を善意とか使って必死に塗り固めて生きてるならダブスタ（二律背反）はよくありませんよ。
今までの努力が水の泡。
ハンパな寛容さのせいで人生そのものが無駄になっちゃいますから。
罪の重さに耐えかねたら死になさい、楽になれるから
お前は無神経で心なんてものは存在しないからね。
だから、代わりに体を傷つけてあげるの。どう、嬉しい？
「だから体を傷つけてあげるの」までついて初めておぞましさがわかりますが、佐々井夕奈さんの名言の中で物理的にも心理的にもかなり鋭いものの一つでしょう。
このシーンでねーちんに罵倒とセットで暴行を受ける朝奈は現代日本の大衆そのものに見えるんですよ。
考えることなく大衆の信じる常識や美徳に踊らされてるだけの大衆やってる日本人に心なんてない。
美徳に踊らされてるだけのお人形に心なんてものがあるとしたらちょっとした恐怖だし、発覚したら人形寺にでも持っていくのが正しい対処ですよね？
それでも痛みを解らせるとしたらデバイス本体を棄損し、痛みを曲がりなりにもついている神経センサーに走らせるしかありません。
ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)
おわりに
佐々井夕奈さんがボコにしてるのは考えない現代日本の大衆そのものっぽい！
善意で塗りたくろうが悪意は悪意。
謝ったところで消えない罪や過ちの爪痕。
そういう原理原則とどれだけ馬鹿正直に向き合えるかどうかって善悪なんかより遥かに大切なことだとぼくは思うのです。
そんなこと考えてたタイミングで飛び込んできたwebサイトが「夕奈さん名言集」だったりします。
ぼく自身は善か悪かと言われれば悪人ですが、銀色第３章を懐かしみつつ広げてみるとその鋭さに感動しちゃいましたね。
善人面して生きることの虚しさや欺瞞と言う名の疲労を考えると馬鹿正直に悪人として合理的に生きて行こう、とより強く思いましたよ。
ぼく自身はねーちんみたいには怒らない人ですが無駄を嫌ってそうしてるだけなんで、いい人だから怒らないってわけでもない。
楽しいかどうか、ということを重要視して生きてるだけなので、正しさなんてものさえ、欲する結果を出すために必要な仮説の一つくらいにしか考えてません。
不快感を与えないように、とかは一切考えず、「全部自分の為」で通してます。
人の為に、なんて言ってたらネズミ講とかブラック企業にとって都合のいいおもちゃに成り下がる上、朝奈みたいに無駄な恨みを買うのがオチですからねｗ
「人としてスペックを発揮し、知的探究心をどこまで満たせるかどうか」以上にぼくの中で人形に成り下がるための美徳が大切にされることはあり得ないでしょう。
寛容かどうか以前に寛容さすら必要とせず日々を穏やかかつ愉快に過ごすことを考えるならもっと原理原則に忠実になることをオススメしたい。
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