オタク。 視点が変われば全然違う層やん。
[outline]
オタクとは?(広辞苑)
特定の分野・物事には異常なほど熱中するが、他人への関心が薄く、世間との付き合いに疎い人
「オタク」本来の意味?
早いが話、「偏執狂」。
「世間との付き合いや他人への関心が薄く、特定分野にのめりこんでいる。」
であって、必ずしも痛いとは限らない。
外面を最低限繕うか否か、についてはハッキリとは書かれていませんね。
ただ、「特定分野外・世間との付き合いに疎い」でぼかしたニュアンスで表記。
広辞苑でさえ曖昧に認識している、とも言えますね。
オタクとは?(非オタ視点)
=陰キャで非モテなやつら全員
オタクではない一般人の解釈だと、こうなる。
風采が上がらず、身なりが汚らしい女性だったら一緒に歩きたくないカビ臭い陰キャ。
といったところでしょう。
「→女に相手して貰えてないから2次元やアイドルにのめり込んでいったのだろう」
そんな意図が透けて見えるような認識ですね。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] オタクコンテンツへの愛の大きさではなく、身なり・挙動にフォーカスした意味づけ[/su_box]
オタクとは?(広辞苑で言う層視点)
特定分野に只ならぬ情熱を持った人間
かつては知識量・課金量・グッズ保有量での同族間マウンティングが激しい世界だった。
ただ、マウンティング合戦に疲れてきた為か、こちらの世界でも意味の変化が見られます。
「知識・課金・保有ではなく、狂おしい愛があればオタクなのだ」
厭戦ムードを原因とした和平路線への転換によってそんな認識に変わりつつあります。
なんらかの物量ではなく、深い愛情が観測できればいい
某24世紀のガノタのような姿勢そのものを指す言葉
というのが現在のオタクから見たオタクという言葉の意味なのでしょう。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] オタク=この気持ち・・・まさしく愛だッ!![/su_box]
おわりに
オタクと非モテor陰キャで使い分ければいい
異性に見向きもされない「かわいそうな人種」
そうなったのがオタクになったキッカケという人も確かに多い。
ぼくも闇落ち組ですし。
ですが、作品そのものの良さに感動してのめり込んでいく明るい人も増えてきています。
アメリカのトレッキーみたいに。
風采が整っているからと言って非オタとは限らない。
その逆もまた然り、なのです。
なので、提案したい。
風采が上がらない人は非モテ・陰キャ。
尋常でない愛を特定の対象に注いでいる者はオタク
という風に呼び分けませんか?と。
広辞苑でさえ激しく迷走気味なこの言葉の位置づけもこうすればスッキリする。
そんな風にぼくは思っているのですが、如何でしょう?
[su_box title=”あわせて読みたい!(国語・故事成語)” style=”glass” box_color=”#bbc8e6″] [/su_box]