最近の若いもんの製造責任なんて誰も取らないよね?
テレビを家から排除した三十路、てーとくです。
今の職場にいる限りテレビ漬けの実家がテレビを強引に見せてくる。
のでその時間も無駄にしまいと思うわけでして。
たまたま視聴させられた3年A組に思うところがあったので記事化してみました。
商業的な視点から俯瞰してみると別の光景が広がる作品です。
ちょっと違う視点から見た光景を知りたい人はそのまま読み進めてください!
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3年A組に世間はざわざわ
「実は生きてました」でありますように。
れいな役の女優がずば抜けて可愛いわけじゃないよね。残念。
狂ってるのは先生?それとも生徒?
菅田くんじゃなかったらこの手のは後味が悪くて見てない。
今どきの10代は中身がない!最近の若者を裁く良作!
といった感想が目立つ。
3年A組はサイコ教師ものという日常の中に非日常が突然出現する系の作品。
勧善懲悪モノとして高齢層の征服欲をあおる仕上がりです。
テレビが誰のためにあるか、が明確に表れています。
3年A組を見た父親を見て
最近の10代は謎の万能感を振りかざしているがその通りだな。
社会に出たら何の役にも立たない中身スッカスカのスカタンども。
現場の経験豊富な教師たちはもろ手を挙げて歓迎しているに違いない!
興奮に満ちたまなざしで作品を見ながら呟く還暦を迎えた親父殿。
テレビの狙いがありありとわかる気がしましたね。
もっとも、テレビ業界の寿命の短さもひしひしと感じましたが。
若者を悪として描き、年長者が裁き、外野からスカスカのゴミを育てた親も非難できる。
こんな構図なのだから。
液晶の向こう側の出来事なので自分の責任は棚に上げて快適に視聴できますからね。
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 批判大好きな日本人。 特に高齢層が気持ちよく試聴できる学園ドラマです[/su_box]
人生の濃さを年齢だけでは測れない時代
ぼくのまわりにはすごい10代や20代前半の若い人たちがたくさんいる。
少しもウカウカできないツワモノぞろいだ!
彼らにそう思わせて頂いてるお陰でぼくは成長できてるわけで。
もちろん、スカスカな若者もいるのもまた確かですが、そんな人は年齢を問わずたくさんいる。
年齢=経験値で人を測れる時代ではないのです。
まさに3年A組(ドラマ)見てる場合じゃねぇ、です 笑
[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] 「年長者はテレビを見てても素晴らしいから安心なんだよ!」がなんで必要とされるかを考えてみよう![/su_box]
ぼくの感想
商用的思惑から考えると1を聞いて10くらいは知ることが出来る。
それがテレビなんだな、というのが3年A組に対するぼくの感想です。
サイコが殺す対象が若者である方が大多数の視聴者にとって安心して見れますからね。
随所に皮肉がたくさん散りばめられていて、視聴者からも皮肉を言わせるよう作ってある。
バズる仕組みを徹底的に知りつくした制作陣にぼくは素直に拍手したい。
ぼくも見習って明日から一層、仕事にせいをだそうと思えました。
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