パック酒やカップ酒の小ネタ

お酒は20歳になってから!

お酒弱いけど好きなグルメ料理男子、てーとくです!

酒飲みのオッサンが歩きながら飲む
JR特急で手軽に飲む。
女捨てた三十路OLの冷蔵庫の中身。

パック酒やカップ酒に関してはこんなイメージがありますね。

味よりは経済性と機能性を重視したものなんで贅沢を要求するのは酷な商品群でしょう

気にはなってるけどオッサン臭い感じがして敬遠。

と言う扱いがデフォなジャンルです。

調べてみるとビジネスストーリーやクスッと笑える小ネタが満載!

気になってる人はちょいとこの記事を読んでみて手に取ってみるのも一興かもしれません。

これでも一時代を築き、半世紀以上生きている商品群なのですから。

すぽんさーどりんく

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パック酒やカップ酒が安い理由

軽いので、一度にたくさん運べること。

あとは、ビールに比べて酒税が軽いことですね。

ビールの酒税が44%というのはなかなか異様な数字ですが。

カップ酒はデカビタなどと同じく、ガラスビン詰めだけど自販機に押し込める。

販売するシーンにも多様性があるのが強みですね。

ましてパック酒なら紙なのでより衝撃に強い。

一度にたくさん運べるワケは容器の重量の軽さです。

車には最大積載量が定められてますし、重ければ重いほど燃費も嵩む。

なので、ダウンサイジングや素材の軽量化が安さの決め手になるのです。

質的劣化についてはビンよりはしょぼく見えてしまう程度でしょうか。

 

鬼ころしとストロー付きパック

ある時、5chでバズった鬼ころしのストローネタ。

「手が震えて酒がこぼれるのを防ぐ為のメーカー配慮」

これはデマだったのですが、そういう副次的効果は嬉しいポイントかもしれませんね。

手が震えると当然、「落とす」ということもあります。

ストローパックならビンが割れて全廃棄はなく、こぼれる量も少なくて済む。

もっとも、手が震えるまで飲むなよと言う話ではありますが。

健康を著しく損なうような無茶はやらないに越したことはありません。

帝国海軍潜酔艦・伊14の二本会みたいなw

[su_box title=”まとめ” style=”glass” box_color=”#000080″] あくまで物流コストダウンのためです。
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カップ酒とパック酒の歴史

1964年にワンカップ大関が登場し、66年に鉄道との適正が評価されて浸透。

67年からはカープ酒でお馴染みの中国酒造が紙パック酒を出した。

1960年代から輸送への特化による値下げの歴史が始まったと言えましょう。

手に取りやすいかどうか、という売り方に着目しだした時代ですね。

一升瓶から徳利を経てお猪口や日本酒グラスへという既存イメージだと携帯性に乏しい。

携帯できる日本酒があれば職場からの帰り道で歩きながら飲める。

ということから伝統や格式にとらわれない当時の若者向け商品として売られました。

生産者にとっても消費者にとっても経済性に優れる携帯性特化のパッケージ。

販売者にとっても物流コストの合理化の恩恵が受けられるのです。

実は売り方の進化という概念を業界にもたらした革命的商品なのです。

さらなる進化・パウチ酒!

カップ酒だと素材がガラスなので重い。

パック酒にも潰すときに固かったり手が汚れるという弱点がありました。

そこで、防汚と廃棄しやすさを重視したパウチが登場!

普通のパウチだと空気が入ってしまい、変質しやすいという弱点もある。

日本酒の味は空気、振動、日光、温度によってコロコロ変わる。

そしてついに、空気さえ克服したパウチが登場したのです。

「いつでも蔵出し」菊水・スマートパウチ。

パウチの良さはそのままに蛇口式の密閉に特化した構造に。

大型なので携帯性は少しばかり犠牲にはなってますがね。

 

おわりに

パック酒やカップ酒を飲むのはおシャレとは対極のスタイル。

確かに風情はないものの、中身は本物。
糖類などが入ってない物もあります。

もっとも、薄めのお酒が多いので大吟醸よりは辛口をウリにしたのがいいのかも。

糖類や酸味料とかが入ってないのを魚介と一緒に。

というスタイルが一番おいしく飲めるかもしれません。

手が震えるまで飲まないようお気を付けください。

あと、お酒は20歳になってから、ですよ!

すぽんさーどりんく


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