老後、孤独になった毒親から学ぶ

老後、孤独になった毒親から学ぶ

母方の祖母は毒親でした

すぽんさーどりんく

老いた毒親の末路

「情けないけど素直なただのジジイとして最後はくたばろう」

結論としてぼくは母と祖母のやり取りを見てそのように決めるに至りました。

母と叔母から祖母は凄まじい怨恨を受けていました。

祖母の身から出た錆は親子3人を確実に蝕み、社会にご迷惑をかけるほど膨れ上がった。

それほどにまで憎しみをかぶせ合っていたのです。

で、ぼくと父は強引に祖母を精神病院へ押し込むため、母たちに召喚された。

母たちの目算は失敗に終わった。

そんな顛末の渦中に巻き込まれた経験から「親子と老い、独居老人問題」について話したい。

 

怨恨・連鎖・孤独・老後

祖母は確かに母と叔母を苦しめていた。

祖父が嫌いになって親類の制止を無視して離婚を強行

独善的な性格が災いして老いと共に転落していった。

高級リゾートマンションに住み、口コミで個人事業が取り上げられ、テレビの出演経験もあった祖母。

だが、高級リゾートマンションを追われ、紆余曲折の末、社会福祉のお世話になるまで落ちぶれた。

そして、高齢ゆえに身体機能の喪失が進み、何もない情けないババアとなった。

かつての権勢を失い、わが子に恨みを買い、応酬する仲となった末の孤独な老後生活。

構ってほしさとゆえに過去の栄光に縋る暴走老人へと変貌していった。

後悔と独善、孤独が祖母を激しく歪めていったのは言うまでもない。

ぼくの目には少なくともそう映りました。

まとめ
身から出た錆と見栄の間にさいなまれた孤独は暴走へといざなうほど厄介ですぞ!

孤独な老後について

老いればぼくもただのオワコン。

人である以上、「何もないジジババへと至る宿命」を背負っています。

老いたる駿馬とは、今だと駑馬でしかないのです。

老いゆえに情けをもらわなくては歪むほど弱る。

他人に助けてもらわなかったらまともに生きることもできない。

怨恨にまみれてでも手を伸ばして縁にすがりたくなる

それこそが老いであり、老いに備えなくてはならない理由なんです。

だからこそ、情けをかけあえる仲間は必要不可欠。

孤独などではない、という実感をかみしめられないと老後は乗り切れないのです。

まとめ
老いを甘く見るなかれ。 人のぬくもりを手放すなかれ。

自分の老後は素直なジジイでいよう

素直な爺さん

ぼくは現役ののうちに1億円を年間で稼げるようになるべく、日々を生きています。

ですが、ぼくの働きは老いとともに不全を起こし、思想はオワコンになる。

世代交代という宿命を受け入れることになる。

そのとき、ぼくはただのジジイであることを強いられます

資産のみならず、思想面や人付き合いの仕方にも気を使わねばならないのです。

人持ちこそが資産持ち
人たらしが最高のスキルだと言います。

それは、人生が最後まで骨太であるためにはモテ続けることが必要だという証。

孤独でも生命維持はできますが、人ではない何かになり果てる。

だからこそ、権威ナシでも他人に話したいって思ってもらえる存在になる必要があるんです。

まとめ

祖母は最高の反面教師だ。

自分の権威に縋り、嘘に手を出してまでしがみつき、暴走を繰り返したからだ。

 

孤独な老後を避けつつ対策を

孤独死する老人

「嫌なことはシャットアウトすればいい」

そんな風に思ってる人は要注意。

切りにくいものを強引に切らなくても手があることを知らずに終わるから。

嫌なことを切るしか方法を知らない為に祖母は孤独な暴走独居老人として歪んだのですから。

必要経費としてちょっとずつ時間を分けてやる

それで済むなら安いと思えるくらいの情けは持っていて損はない。

暴走させなければ怨恨を押し合いへし合う愚は減らせるのだから。

妥協案で落ち着くことで決着はしたものの、この世を呪って押し込まれた病院にて祖母が死ぬ

で、身勝手な怨恨の為に生きてるぼくらが怪奇現象にさいなまれる

という結末は回避できそうなのだから。

すぽんさーどりんく


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