最凶のハチと暮らす国に生きる
勤務先にヒメスズメバチ、実家にアシナガバチを経験した男、てーとくです。
実家の所在地は蜂がつく地名で巣w
ハチ駆除は地域によっては無料じゃない。
民家のみ無料の場合、
補助金が出る場合
と、実に様々。
そんな中、自衛武器「ハチジェット」について知っておきたい人もいるでしょう。
使うべき局面から生まれたイキサツまで、ハチジェットについて語りつくすのが本記事です。
世界最強のハチ「オオスズメバチ」と暮らす日本人。
彼らとのすみわけをちゃんと出来るためにも是非、知っておきたいですよね!
日本に住まう者としては。
[outline]蜂という名の脅威
危険な有益昆虫、ハチ。
獰猛なスズメバチともなると農家にとっても過剰戦力。
業者の数も限られてるし、安く済むなら安く済ませるに越したことはありません。
京都なら民家に限り、市にお願いすれば無料で対応してくれます。
ですが、事業所などでは自力対応が求められることも。
5月から営巣のシーズンになります。
ハッカ油などで予防が出来ますが、予防が間に合わなかった場合。
そんな時はどんな判断を下せばいいのか。
適切な方法をご提案します。
実践するかどうかは「あくまで自己責任」ですけどね。
実践・自力でハチ駆除
まだ、蜂専用の殺虫用具がなかった時代。
実家の玄関にアシナガバチの巣が出来てしまって戦々恐々とした記憶があります。
当時に使った方法は蚊取り線香を炊き、ゴキジェットで対処という手法。
相手が女王蜂1匹で、巣も簡単に落とせた。
しかもオープントップな巣を作り戦力を把握しやすいアシナガバチだったから成功しただけ。
ゴキジェットは基本的に致命打にならないので、自力先頭の場合は必ず専門の蜂用スプレーを使いましょう。
自治体によっては無料で自治体が駆除をしてくれます。(条件が民家に限る場合が多い)
余裕があるうちは自治体に任せましょう。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 対処できるのは複数の働き蜂がいない間だけ(負傷例は自力駆除の失敗が多い)
[/su_box]
ハチはハチジェットで
ハチジェットはハチの突進力を考えた勢いで噴射されるよう作られています。
薬剤の調合も蜂に特化したもので構成されており、より安全に駆除作業が出来ます。
突進させず、効果抜群の薬剤でハチに対して確実な死を与えます。
ハチ専門のジェット殺虫剤が開発されたには相応の理由があります。
薬剤が蜂専用じゃないから弱らない
噴射力も弱い
その結果、突進を許して刺される被害が多発したからなんです。
ただし、勢いがあるので大きな缶でもすぐなくなります。
交戦は短期決戦で確実に戦闘が終わる場合と家屋に1匹だけ入られた場合にとどめましょう。
アシナガバチとの遊撃戦
ハチジェットを装備して実際にアシナガバチと勤務先の敷地で交戦したことがあります。
巣の付近ではあったものの、巣の位置が正確に特定できてなかった状態での戦闘。
ぼくはいつ終わるかわからない遊撃戦でハチジェットを抜くことに。
トリガーを引くと反動で少し気圧されそうになるほどの勢いで薬剤が噴射されました。
遊撃戦を終えて事務員さんにハチジェットを返したとき、そこで初めて中身がほとんどないことを知りました。
遊撃戦で使うには使用可能な時間が短いことを体感。
薬剤切れはゴキジェットよろしく反撃の危険と隣り合わせになるということ。
短期で終わる攻城戦にとどめるのが得策なのです。
ハチジェットの費用対効果
行政サービスとプロ業者の中間くらいのコスパです。
失敗リスクも考えるとポイズンリムーバーも必要ですからね。
プロに依頼する料金もスズメバチで1万円から相談でき、マッピングもカンペキ。
なにより、矢面に立つことなく終わるという確実さが買えます。
戦闘規模を考える必要がある局面ならプロ。
小規模なアシナガバチがわかりやすい位置に営巣してるならジェットという判断になるでしょう。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 戦闘規模がわかった上でイケる場合のみジェットを使おう![/su_box]
ハチという危険と暮らす
ハチは羽虫ですが、危険度も効く薬剤も蚊やゴキブリとは違う。
それを知らないことも死亡リスクを上げていた事実がハチジェットの流通につながったのは確か。
ハチとの戦もまた己を知り、相手も知らないと勝てない戦いだったと見につまされる思いです。
日本と言えば世界最強の蜂、オオスズメバチが生息している地域。
山間部では危険度も都市部とは比べ物になりません。
それに、リスクの規模も様相も変化を見せているようです。
西日本を中心に韓国から飛来するツマアカスズメバチが猛威を振るい始めてます。
今までは営巣しなかったタワーマンションがスズメバチリスクに曝されるという形で。
ぼくらはハチについて知り、適切な対処をするためにも装備と知識は最新鋭に保っておくべきなのです。
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