批判って誰でもできる?
現代文は満点の常連だった男、てーとくです。
「批判って誰でも出来る?」と問われれば、ぼくは即座にNOと答えます。
批判と誹謗中傷を混同していないなら、という但し書きこそつけますがね。
「まっとうな」批判には「読み手視点と論理性、分析力」が要求されますからね。
本来は罵詈雑言を並べれば「批判と呼べる」ではないんです。
ここでは、「まっとうな批判」の条件を学ぶことが出来ます。
- 自分の半径5m以内がレベルアップ
- 知的さUP
- ゴミみたいなディベートを減らせる
批判は正しく行っている限りは善なるものです。
誹謗中傷と混同するから目を覆いたくなるような汚物や騒乱の火種と化す。
というわけで、正しい批判について共に学んでいきましょう!
[outline]正しい批判3原則
- 改善提案の一環である。侮辱を目的とするなかれ
- 相手に思考を丸投げせず、言語化せよ
- 見る気が失せたり耳を塞ぎたくなる批判は批判に非ず
日本人は部分否定が苦手。
それゆえに、意見に食い違いがあれば即座に論破を目的とした闘争が発生し、
誹謗中傷の嵐が起きます。
マスコミが著名人による暴言や一方的な非難を「批判」と書くのも頂けませんね。
子供が読んだら誹謗中傷や暴言とイコールで批判という言葉を理解してしまう。
エロ同人とか不倫以上に有害なコンテンツだと言えます。
そんなわけで、「批判」によって支持を得たり世の中を良くするための作法を紹介します。
ロジカルに、実例とかを交えながら。
批判と誹謗中傷の違い
誹謗中傷は感情論だけで書ける
誹謗中傷は相手に思考や分析を丸投げする。
誹謗中傷はゲロのごとく汚い。
誹謗中傷は自分本位すぎる。
誹謗中傷は自分の汚点を棚に上げている
批判は論理性なしには成立しない
批判は読み手や聞き手を考えた内容
批判は自分の汚点を棚に上げる必要性がない
といった具合に明確な違いがあります。
「お前が考えろヴォケ!」ではダウトなんです。
最低限度「ggrks+検索ワード(検索先に答えが用意されている前提)」くらいの体裁は整えるべきです。
読み手のことが考慮され、建設的な前向きさが無ければ批判ではなく誹謗中傷になります。
論破バトルと化したゴミみたいなディベートがなくならない理由は批判がないから。
そこに批判がないのは誹謗中傷と批判を混同しているから。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 批判と誹謗中傷は区別して覚え直そう![/su_box]
批判は提案である
👔afterが散々に叩かれた理由
👖足首の露出による脚長効果の死
👖デニムのダメージの大きさ
👜迷彩柄から漂う違和感(´-`).。oO(割引品デニムだとダメージ加工の癖がデカくなるのだろうか。。。)
アイテム種別や色遣いはコンセプトを満たしているハズなんやけどね。 https://t.co/3Wj18BlVrf
— てーとく@🦀の人 (@tomo3000sf) 2019年7月15日
上のように、「何が」「どのようにマズかったか」を羅列。
マズったと思われる原因や背景を推量する一文を入れる。
そして、敵対意志がないことを伝える美点についてのコメントを入れる。
「こんなん知的と違うわ」だけでは批判じゃないんです。
他人をこき下ろすのが目的なら2chかirkaにでも行けばいい。
脊髄反射でリプするのではなく、「しようとしてるのが何なのか」判別するべきです。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 批判は頭蓋の中が「昭和で消費期限が切れたマル〇メ味噌」では出来ない[/su_box]
批判と受け手視点
「俺の方が優れた考えの持ち主、黙って膝折って悔い改めろ」
というのはある意味では正論です。
ですが、受け手を乱暴に扱う姿勢は見ていて気持ちのいいものではありません。
受け手を乱暴に扱った最たる例に「戸塚ヨットスクール」があることを忘れてはいけません。
「アキバ連続通り魔事件の犯人の家庭」があることを忘れてはいけません。
読み手が素直に「なるほど」と言えるために努めるのは批判をする者の義務です。
まっとうに批判したいと望むのであれば受け手に対する配慮をすべきでしょう。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 批判は受け手を考えてる分だけ上等なモノですよ?[/su_box]
能力不要?批判テンプレート
☆気になった点
このテンプレをコピペして書き込めばよろしいかと。
ロジカルな思考が苦手ならテンプレ化が一番です。
上手く伝えられないなら意見を控えるべきではあります。
ですが、「それでも」という時にまで口をつぐむのは苦しいですからね。
ですので、相手が目を覆うような事態を避けるために箇条書きが良いと愚考しました。
量もそれぞれ3つを最大数にするのが理想ですね。
クドさもないし、苦手な作業に勤しむ時間も短縮できて一石二鳥ですし。
[su_box title=”まとめ” style=”soft” box_color=”#000080″] 能力なき批判は誹謗中傷にしかならない。 テンプレ等で補い、無駄な紛争は避ける方向でプレイしましょう![/su_box]
批判できる大人になろう
批判は誰でもできる。
というのは全くの嘘でたらめです。
少なくともぼくはそう思っています。
誹謗中傷と混同してるようでは真っ当に出来ないし、
分析や論理性なき批判は批判に非ず、ですからね。
Twitterで罵詈雑言を「批判」だと誤解してる人々に告げたい。
批判なのか誹謗中傷なのかちゃんと区別できてんの?って。
自分がバカじゃないと証明できない限り相手は聞く耳を持たない。
くらいは理解できまちゅか?と。
[su_box title=”あわせてよみたい(国語・批判)” style=”soft” box_color=”#00a3af”] [/su_box]