第二の京アニ放火事件を防ぐ為に

第二の京アニ放火事件を防ぐ為に

水際だけ防御すればいい問題?

すぽんさーどりんく

放火魔VSセキュリティ+法規制

法整備をしてセキュリティを強化する。

現実問題、放火魔の撃退にこれらが必要であることは百も承知です。

でも、それでは足りないのです。

建屋や警備の問題に食いつく人にはもう少し広い視野を持って頂きたい。

放火魔を逮捕したり撃退するより、発生させないことの方が重要ですから。

個人の責任ではあるが、将来の治安を守る材料として「なぜ歪んだか」を知る必要がある。

このようなテロやヴァンダリズムを許さず、第二の京アニ放火を出さないために。

 

放火魔に非常階段は無力

もし、ぼくが犯行を固く決意し、殺意に染まり切った犯人なら。

非常階段なんてあったら真っ先にガソリン撒きます。

中の人は通常の出入口が潰されたら次は非常口を頼りますからね。

よって、建屋の設計では放火による包囲殲滅は防げない

外側から仕掛けられますし、内部構造を把握しなくていいですからね。

地下トンネルを作って遠くに通用口を設定したとしてもトンネルに有毒ガスが充満しますし。

計画的かつ生還を考えない火攻めは建屋でどうこうなる問題じゃないんです。

 

放火魔には警備員の常駐を



まず、下見しにくい雰囲気が作れます。

次に非常階段を調べる部外者をリスト化し、警戒も厳にできます。

最悪、警備員は殺されても瞬時にアラームとして機能する。

ただ、昨今は非常に警備員が不足しています。

ぼくの勤務先もそれで頭を抱えることが多いですし。

ゆえに、警備員の需要と供給を活性化させて然るべきと判断します。

二の舞を水際でも阻止できるように。

まとめ
水際での阻止は警備員による全方位警戒が最も有効

放火魔が来る前提は理不尽

ここまで対策についてお話ししましたが、

これらが有効なのはあくまで水際だけの話です。

「水際まで犯罪者が来ない」に越したことはないのです。

破壊や暴力にすがる理由こそ、ぼくらが最も対策するべき敵です。

「盗人には血の粛清を!」みたいな殺伐とした考えこそが妥当すべき敵です。

犯人曰く「小説を京アニが盗んだ」

言葉どおりの動機ならば、裁判を起こして法廷でまっとうに係争すればいい。

皆殺しにしても盗まれた小説とやらの知財は手元に返ってこないのだから。

まとめ
成立条件を先回りして潰すのが最も優れた防犯だ

京アニは俺らの財産

日本人として誇れる共有財・産業遺産である。

という意識を持つ必要がある。

アニメだけじゃなく、自動車、鉄道車両、ラーメン、デニム生地なども含めて。

それが、嫌いなジャンルの文化を支える企業であれ。

日本人の作り上げた国が誇れるレベルの基幹産業は共有の財産と認識すべき

今の日本人に足りてないのは共有財を誇り、守る意識です。

男という集団の価値平気で貶められるから性犯罪を起こす。

ラブライバーや撮り鉄という所属集団の価値を平気で汚せるからモラルを捨てる。

こういった現象と紐づけが出来る事件だとぼくは愚考します。

まとめ
俺らの特徴に泥を塗る真似は慎め。 それが誰得であることを魂で理解しろ。

放火に至る理由を打倒しよう

放火を発生させない最良の一手は「放火しよう」に至らせないこと。

放火なんて戦場だけで発生すればよく、平時には一切必要がない。

水際で止めて当たり前、じゃダメなんです。

警備レベルや建屋の防御力を上げるためではなく、お金を人的資源に使ってほしい

いちエンドユーザーとしては。

それを実現するためにぼくらは良心を鍛えなくてはいけない。

良心を安心して鍛えられる土壌を整えなくてはならない。

いち市民としてそこら辺への思案や努力を惜しむべきではない。

ぼくはそのように愚考するのです。

すぽんさーどりんく


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